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2016年11月28日 (月)

[映] アニタ ~世紀のセクハラ事件~

 1991年にアメリカを騒がせたセクハラ事件を描くTVムービー。スターチャンネルで放送。

Comfirmation
 1991年アメリカ。連邦最高裁判事に、クラレンス・トーマス判事が指名される。彼の身辺調査をしていた政治家たちは、彼がかつての部下アニタ・ヒルにセクハラをしていたことを突き止める。非公開を条件に話をしたアニタだったが、そのことがマスコミに漏れ、事実確認のため公聴会が開かれることに…

 アニタ役にケリー・ワシントン(スキャンダルのオリヴィア・ポープ)。トーマス判事役にウェンデル・ピアース(SUITSのロバート・ゼイン、レイ・ドノヴァンのロナルド・キース、マイケルJフォックスショーのハリスなど)。アニタの味方をするチャールズ役にジェフリー・ライト(ウェストワールドのバーナード)。上院議員バイデン役にグレッグ・キニア、テッド・ケネディ役にトリート・ウィリアムス(エバーウッドのアンドリュー・ブラウンなど)、その他上院議員役にエリック・ストーンストリート(モダン・ファミリーのキャメロン)、ビル・アーウィン、ディラン・ベイカーなど。ケネディ議員の秘書?役にグレイス・ガマー(メリル・ストリープの娘さん、ニュースルームのヘイリー、エクスタントのジュリーなど)。もう1人のセクハラ被害者役にジェニファー・ハドソン。

 最高裁判事だった黒人判事が引退し、後任としてまた黒人判事が指名される。前任者は人格者だったようだが、後任のトーマス判事は違うらしい。彼にセクハラされていたと言う女性が現れ、騒ぎになる。

 アニタは、このことを公にするつもりは全く無く、取材にしぶしぶ答えたものが広まった形。やむなく公聴会で証言することになる。セクハラの内容としては、しつこくデートに誘われ、性的な発言を日々浴びせられたと言うもので、肉体的な接触はなし。でも、不快に感じていたアニタにとっては、拒めば職を失う可能性があり立派なセクハラだ。

 彼女は教授であり、知的で冷静な女性。何かを狙って名乗りをあげたわけではないのは明らか。一方、判事は彼女の発言を完全否定。

 真相は追求されぬまま、判事の指名は承認され、最高裁判事となる。セクハラが本当だったとしたら、そんな人が最高裁判事でいいのかと言う気もするが、騒いだ割には気にしていない議員たち。男社会だからか。なんとなくすっきりしない終わり方ではあるが、事実なのだからしょうが無い。これをきっかけにセクハラを訴える人が増えたそうなので、彼女の行動は重要な役割を果たしたと言えよう。

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