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2016年12月24日 (土)

[映] ドリーム・ホーム 99%を操る男たち

 リーマンショックの後、住宅ローンが払えず家を失った多くの人々。その陰には、彼らから取り上げた家を転売して儲ける不動産ブローカーが。そんな実情を描いた作品。

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 母親と、小学生の息子と3人で暮らすシングルファーザー、デニス。日雇いで建設現場などで働いていたが、職を失う。住宅ローンを滞納していたが、ついに強制退去命令が。裁判の手続きをとるが、ある日やってきた不動産ブローカー、カーバーたちによって無理やり追い出されてしまう。その後、皮肉にもカーバーの元で働くことになったデニスは、今度は逆に家を取り上げる仕事をすることになるが…

 デニス役にアンドリュー・ガーフィールド。カーバー役にマイケル・シャノン。デニスの母役にローラ・ダーン。デニス同様家を奪われた男フランク役にティム・ギニー。

 リーマンショック以降、変動金利でローンが払えなくなって家を失った人々が増えたらしい。よくよく考えれば支払えなくなることがわかった場合もあるだろう。だがデニスの場合は、どういうことなのか。自分が育った家と言っていたので、おそらくローンを支払っていたのは母親と思われる。自宅で美容師として仕事をしていたらしい母親。デニスは若くして子持ちとなったようだが、20代?30代? 彼の息子もここで生まれたと言っているし、家を購入してから20年以上は経つはず。そんな頃になってローンが支払えないケースもあるのか。

 カーバーは成り上がって今の地位を築いたらしい。支払い不能に陥った家に目をつけ、住人を追い出して安く買い取る。そして高く売る。住人のことなどまったく眼中になく、彼にとって家は商売道具でしかない。

 なんとか自宅を取り戻したいデニスは必死で働いて金を貯め、買い戻そうとする。それは、かつて自分を追い出したカーバーの手先となることなのだが、このときはあまり自覚がない。金のため、家のため。だが、あることをきっかけに、自分のしていることを思い知らされる。

 デニスたちにとっての家は、家族のいる場所、家庭だ。豪邸である必要はない。たとえウサギ小屋でも、家族とくつろげる場所が大切。でもデニスたちの家、大きかったけどね…

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