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2017年1月23日 (月)

[映] 愛しき人生のつくりかた

 フランスの作品。一人暮らしとなり老人ホームに入れられてしまった女性が、ホームでの生活に嫌気がさして逃避行、彼女を探す旅に出る孫。定年退職したものの、妻とどう向き合っていいかわからない長男。人生について考えさせられる作品。

Les_souvenirs
 夫を亡くしたマドレーヌは、一人暮らしに。体調を崩して入院したことをきっかけに、心配した長男ミシェルは彼女を老人ホームへ入れる。だがそこでの暮らしになじめなかった彼女は、逃避行。彼女が生まれ故郷に向かったと考えた孫ロマンは、祖母を探す旅に出る。一方、マドレーヌの長男ミシェルは定年退職して自由を得たものの、妻とどう向き合っていいのかわからず…

 マドレーヌ役にアニー・コルディ。ロマン役にマチュー・スピノジ。ミシェル役にミシェル・ブラン。

 老人ホームに入れられてしまったマドレーヌは、そこでの生活になじめない。やり残したことをするために故郷へ。彼女の気持ちはよくわかる。彼女の場合、それは小学校へ行くこと。戦争で、満足に通えなかった学校へ、もう一度行きたいと言う切なる願いだ。

 ミシェルは郵便局を定年退職。自由にはなったが、コレと言った趣味があるわけでもなく、ぼんやり過ごす毎日。そんな夫にうんざりの妻。日本ではよくある光景だ。フランスでもあるってのにちょっと驚き。毎日ヒマなんだから、母親を老人ホームに入れずに、自分が時々様子を見に行ってあげればいいのにと思う。彼の気持ちはよくわからない。

 孫のロマンはとても気がきく優しい青年だ。まだ恋人はいないが、祖母のことをとても気遣っていて、老人ホームにもたびたび訪ね、気晴らしに外に連れ出したりと、本当にいい青年だ。祖母探しの旅は、結局彼自身にも出会いをもたらす。ミシェルも一緒に行けばよかったのに。あんたの親じゃん!!

 まぁそんな人たちの物語が、ほのぼのと進行する。ミシェルの気持ちだけはどうしても理解できないが、不器用な人なのだろう。そんな彼も、ロマンの計らいで少しずつ変わる。特別な出来事があるわけではないが、人生についてちょっと考えさせられた作品。

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