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2017年9月 3日 (日)

[映] ヤング・アダルト・ニューヨーク

 子供の居ない40代のカップルが、20代のカップルと親しくなり、感化される。いつまでも若いつもりで彼らに刺激を受けていろいろ真似てみたり。仕事面でも協力したりするのだが… というストーリー。原題は"While we're young"。

While_we_re_young
 ニューヨークに暮らすドキュメンタリー作家のジョッシュと、映画プロデューサー、コーネリアの40代カップル。子供は作らないと決めていたが、親しい同世代の友人カップルに最近子供が産まれ、彼らとの関係が今までとちょっと変わってくる。そんなとき、ジョッシュが講義をしていたアートスクールの聴講生カップル、ジェイミーとダービーと知り合う。20代のカップルだが、レコードやVHSビデオなどあえて古いモノを使ったおしゃれなライフスタイル。そんな彼らの今どきの暮らしに感化されるジョッシュたち。ジェイミーがドキュメンタリー映画を企画することになり、協力を買って出るジョッシュだったが…

 ジョッシュ役にベン・スティラー。コーネリア役にナオミ・ワッツ。ジェイミー役にアダム・ドライヴァー(Girlsのアダム)、ダービー役にアマンダ・セイフライド(ヴェロニカ・マーズのリリー)。

 子供は作らないと決めているジョッシュとコーネリア。だが最初からそうだった訳では無く、2度の流産を経験し、作らないことにしたらしい。おそらく本当は欲しいのだけれど、もうあんな思いはしたくないことから、必要ないと強がっている感じだ。

 同世代の友人カップルに子供ができたことで、彼らとの関係がちょっと変わってしまう。子供ができるとどうしても子供中心の生活になる。話題も合わなくなってくる。あり得る話だ。

 そんなとき、若いカップルジェイミーとダービーと知り合う。なんだかとっても自由に暮らしている彼らの生活すべてが今風。古いモノをあえておしゃれだと感じて取り入れる。彼らの真似をしていろいろやってみるけど、やっぱりちょっと無理が出てくる。

 ここからが本題。ジェイミーが思いつきでドキュメンタリー映画の制作を始める。軽い気持ちで手伝いを申し出るジョッシュ。それが思いのほか興味深い内容に展開。自分が作りかけで全然進まないドキュメンタリーを思い出してどんどん落ち込むジョッシュ。これだけ時間をかけてるのに全然まとまらないのに対して、計画もせず思いつきで気ままにやってるにも関わらず、どんどん素晴らしい作品へとなっていくジェイミーの才能に嫉妬し始める。

 ジョッシュの気持ちがわかるのと同時に、最近のテレビ番組の嘘くささと重なる。「ニュースの真相」ではとことん証拠にこだわったのに対し、ドキュメンタリー番組では面白ければいいのか。

 ジョッシュは仕事面ではパッとしないけれど、愛する奥さんがいる。結末で、彼らが選んだ道を応援したい。

 挿入曲もよかったな、絶妙のタイミングで流れたポールの「1985」、エンディングに流れたデヴィッド・ボウイの「Golden Years」、ポールの「Let'em in」。

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