« 2018年2月 | トップページ | 2018年4月 »

2018年3月24日 (土)

[映] スノーデン

 アメリカ政府による大規模な監視システムの実態を暴露した元NSA職員スノーデンの物語。彼はどんな人物なのか、彼は何をしたのか。実に興味深い。

Snowden
 国を愛する青年エドワード・スノーデンは、軍に入隊。特殊部隊に志願するが、訓練中に足を負傷し、除隊することに。その後、CIAに合格した彼は、コンピュータの知識を認められ、重要な仕事を任されるように。ジュネーヴの国連代表部に派遣されるが、そこでNSAの極秘検索システムの存在を知る…

 スノーデン役にジョゼフ・ゴードン・レヴィット。彼を取材するカメラマン役にメリッサ・レオ(ホミサイドのケイ・ハワード)、グリーンウォルド役にザッカリー・クイント(ヒーローズのサイラー)、マカスキル役にトム・ウィルキンソン、記者役にジョエリー・リチャードソン(NIP/TUCKのジュリア)。スノーデンの恋人リンゼイ役にシェイリーン・ウッドリー(ビッグ・リトル・ライズのジェーン)。CIAでの教官役にニコラス・ケイジ。上官役にリス・エヴァンス(エレメンタリーのマイクロフト)。ジュネーヴでの先輩役にティモシー・オリファント(デッドウッドのブロック保安官)。NSAでの先輩役にスコット・イーストウッド。

 彼が何かを暴露して亡命したのは知っていたが、詳しいことはわかってなかった… これ、「グッド・ワイフ」でも取り上げられていたが、怖い話だ。アメリカ政府は、世界中の人々の電話を盗聴するだけでなく、公開している文書はもちろん、非公開の文章、チャットなども全て検索することができるというもの。パソコンのカメラから盗撮することもできるし、瞬時になんでも調べられるって怖すぎる。そしてドローン偵察機による爆撃で、全く危険を冒すことなく相手を殺害できるところを見せつけられ、ストレスをため込んでしまうスノーデン。誰もが、常に監視されかねないと言うことを知ってしまった彼は、問題提起のために暴露したと言うことらしい。

 最後に本人も少しだけ登場する。今はモスクワにいるらしい。アメリカに帰ることは難しそう。才能があるが故に追い詰められてしまった人の物語。彼がいつか国に帰れることを願う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月22日 (木)

[映] LOGAN/ローガン

 ウルヴァリンことローガンの最後の闘い。そんなぁ~ プロフェッサーも、そんなーーーっ

Logan
 ミュータントの大半が死滅した2029年。肉体が衰え始め、治癒能力も失いかけていたローガンは、リムジンの運転手として日銭を稼ぎつつ、メキシコ国境近くの荒野で、年老いて認知症に苦しむチャールズの面倒をみていた。ある日、彼の前に現れた女性から、謎の少女ローラをノースダコタまで送り届けて欲しいと頼まれる。そしてこの少女を追う武装集団が…

 ローガン役にヒュー・ジャックマン。この役を演じ始めて17年とのこと。もうそんなに経つの!? プロフェッサー・Xことチャールズ役にパトリック・スチュワート。ローラ役にダフネ・キーン。ローガンと交代でチャールズの面倒をみているキャリバン役にスティーブン・マーチャント(Extraのダレン)。ローラを追うピアース役にボイド・ホルブルック。

 まさかこんな救いのないストーリーだったなんて… ショック。自然発生したミュータントはほぼ全滅って、そんな~

 ミュータントも老いるのね… ローガンの不死身は永続的ではなかったんだ… プロフェッサーが認知症だなんて… と冒頭からしてショッキングな事実の連続。あまりに救いのない結末にガックリ… そんな~

| | コメント (0) | トラックバック (0)

[映] アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

 遠隔操作で行われる現代の戦争の実態を赤裸々に描き出した作品。ドローンでテロリストのアジトを監視していたら、自爆テロの準備中、しかも結構寸前とわかり… と言うスリリングな展開。

Eye_in_the_sky
 ロンドンで、英米合同テロリスト捕獲作戦の指揮に当たっていたパウウェル大佐。米軍のドローン偵察機を使い、ナイロビのアジトを偵察中、自爆テロを結構寸前と発覚。すぐにドローンによるミサイル攻撃が必要と考えるが…

 パウウェル大佐役にヘレン・ミレン。ラスベガスでドローン偵察機を操縦しているワッツ役にアーロン・ポール(ブレイキング・バッドのジェシー)。首脳に判断を迫るベンソン中将役にアラン・リックマン。あれ、亡くなったよね?と思ったら、2015年の作品だそうで、遺作になるらしい。ウィレット英外相役にイアン・グレン(ゲーム・オブ・スローンズのジョラー・モーモント、ダウントン・アビーのカーライル郷)。

 自分たちは安全な場所にいて、遠隔地をドローンで攻撃ってものすごく卑怯な気がするが、相手はテロリストであり、自爆テロを決行する直前ともなれば、そんなことも言っていられないのかもしれない。みな自分では決断したくないので、もっと上の人に指示を仰げと言ってみる。

 指示を出す者と従う者。遠隔地とは言え、実際にミサイル発射ボタンを押す立場の人間は、現場の近くに少女がいるのを見て、躊躇する。なんとか移動させることはできないか。ムリならば、なんとか被害を最小限にする方法はないのか。それぞれの立場で、それぞれの思惑が働く。

 派手さはないけれど、緊迫がずっと続いて目が離せない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月21日 (水)

[映] 王様のためのホログラム

 サウジアラビアの国王相手に3Dホログラムを売り込む中年男性の物語。

A_hologram_for_the_king
 かつては大手自転車メーカーの取締役だったアラン。仕事、家を失い、妻からも見放された彼は、娘の養育費を稼ぐためにIT業界へ。それも、サウジアラビアの国王の甥と知り合いだというコネをアテにされたものだった。さっそく、国王に3Dホログラムを売り込む仕事を任され、現地入りしたアランだったが、何もかもが思い通りにならないお国柄で、心身共に疲れ果て…

 アラン役にトム・ハンクス。運転手ユセフ役にアレクサンダー・ブラック。ドクター・ハキム役にサリタ・チョウドリー(HOMELANDのミラ・ベレンソン)。スウェーデン人ハンナ役にシセ・バベット・クヌッセン(コペンハーゲンのビアギッテ、ウェストワールドのテレサ・カレン)。

 かつては取締役だったアラン。どうやら国内工場が業績悪化し、その責任をとって辞めたらしい。従業員も大勢職を失ったようで、そのことに責任を感じている様子。その辺、詳しいことは語られず、フラッシュバックのシーンがあるのみ。安い賃金の中国に仕事を奪われたと言うような表現が結構出てくる。アメリカにはこういう中年が多いのかもしれない。

 家も仕事も失い、妻にも去られた彼は心機一転、IT企業で働くことになるが、サウジアラビアの国王の甥に一度会ったことがあると言うだけの理由で、サウジアラビアの国王へ3Dホログラムを売り込みに行く仕事を任される。そもそも彼がこの会社で働くことになったのは、コネがあると思われたから。コネなんてほどのものではなく、トイレでちょっと会話しただけらしいが。

 サウジでは、何もかもがアメリカとは違う。そんな文化の違いに戸惑い、約束していても全然会うことができない国王や、担当者に振り回され、体調不良もあって最悪の状態に。こんな困難な状況でもうまく仕事をやり遂げると言うような話なのかと思いきや、話は全く違う方向へ。ううむ、何が描きたかったのか。

 思いも寄らぬ方向へ人生が向いてしまった中年男性の、新しい人生の始まりを描いたものってことかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月16日 (金)

[映] ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの続編。2作目だし、見なくていいかなーと思っていたのだが、意外と高評価だったので視聴。

Gardians_of_galaxy_vol2
 ヨンドゥに誘拐され、盗みをさせられていたピーター。その後、偶然知り合ったはみ出し者たちとチームとなり、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとして宇宙の危機を救う。そして、黄金の惑星ゾウリンの警備をしていたが、アライグマのロケットが盗みを働いてしまい、追われる羽目に。そこへ、ピーターの実の父親が現れ…

 ピーター・クイル役にクリス・プラット(エバーウッドのブライト)、ガモーラ役にゾーイ・サルダナ、ドラックス役にデイヴ・バウティスタ、ヨンドゥ役にマイケル・ルーカー(ウォーキング・デッドのメルル)、ロケットの声にブラッドリー・クーパー(エイリアスのウィル)。ピーターの父エゴ役にカート・ラッセル。スタカー役にシルヴェスター・スタローン。グルートの声役にヴィン・ディーゼル。超可愛い。

 まぁ、前回同様ドタバタアクションではあるが… 相変わらずご機嫌な70年代のロックが流れ、相変わらずコミカル。グルートが可愛いなぁ。楽しい作品。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

[映] 15時17分、パリ行き

 クリント・イーストウッド監督の話題の作品、さっそくシアタスで鑑賞。実話ってのは聞いてたけど、登場人物も本人ってのを知ってびっくり。

The_1517_to_paris
 アンソニー、アレク、スペンサーたちは、キリスト教系の学校へ通う仲良しだが、どうも学校になじめず。転校などでバラバラになってしまった彼らは、それぞれの道へ。立派な青年となり、久しぶりに再会した3人は、ヨーロッパ旅行へ。楽しいひとときを過ごした彼らは、次の目的地パリへ行くために、高速列車に乗り込んだが…

 主演のアンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーンは本人。スペンサーのママ役にジュディ・グリア。アレクのママ役にジェナ・フィッシャー。彼らの体育の先生役にトニー・ヘイル(「ブルース一家は大暴走」のバスター)。校長役にトーマス・レノン。

 彼らが列車に乗り込んでからの物語は30分くらい? もっと短いかな? あっけないのだが、それをこうやって膨らませるのね…。と言うか、彼らの本が元になっているようなので、脚本かな。

 学校に居場所が見つけられず、人生の目標がなかった彼ら。人助けをしたいと言う目標を見つけて進みながらも、挫折したスペンサー。そんな彼らが、偶然テロ犯と同じ列車に乗り込むことに。神によって導かれた的言い方は、まさにクリスチャン的発想だとは思うが、でも居合わせたが彼らでよかったのは事実。そう感じるのも無理はない。

 話題の割には評価が低いのね… テロを未然に防いだ兵士の物語って聞いて、もっとすごいアクションを想像してたのは確かで、となるとちょっとイメージと違ったってのはあるかもね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月13日 (火)

第90回アカデミー賞授賞式2018

 毎年アカデミー賞は、友達と一緒に生中継を見るのだが、今年は仕事が入ってしまった…orz と思っていたら、東京にいる友達と録画を一緒に見られることに! やったね。受賞作品や、当日の様子などはこちらを見てね。

_1150936ro25
 去年はまさかの作品賞発表間違えというハプニングがあったが、今年の司会は同じジミー・キンメル。それすらもネタにしてしまうジミーさすが。

*オープニング*
毎年凝った演出になることが多いオープニング。今年はなんと!! 記念すべき90回目ということで、アカデミー賞開始当初を思わせるモノクロ映像。シンプルながら、昔を連想させる素敵な演出。

去年のハプニングを茶化すトークで始まる。そして、例の問題(大物プロデューサーなどのセクハラ問題)にも触れ、オスカー像が人気である秘密は、アレがついていないから…
さらに、ブラックパンサーとワンダーウーマンの成功を例に挙げ、これからは女性監督や、マイノリティがもっと活躍する時代だと応援。マーク・ウォールバーグとミシェル・ウィリアムズのギャラの話にも触れた。
この80年で最年少の候補者ティモシー・シャラメ、最年長の候補者クリストファー・プラマー、そして21回ノミネートのメリル・ストリープ。
今年の受賞スピーチは、一番短かった人に新品のジェットスキーをプレゼントというサプライズ!! しかも賞品を紹介したのはヘレン・ミレン!!

*映画を観に行く人々に感謝しよう!*
と言うことで、スターを引き連れて、向かいのチャイニーズシアターに乱入するジミー。上映中の映画を中断して、みんなで観客にお菓子を配る。エミリー・ブラント、ギレルモ・デル・トロ監督、ガル・ガドットとルピタ・ニョンゴ、アーミー・ハマー、リン=マヌエル・ミランダ、マーゴット・ロビーが同行。授賞式の会場と映像でつながって、シアターのお客大盛り上がり。さらに、観客の一人に、次のプレゼンターを紹介してもらう。

*主演男優賞のプレゼンターは…*
助演男優賞のプレゼンターは前年の助演女優賞受賞者、助演女優賞は助演男優賞受賞者、主演男優賞は主演女優、主演女優は主演男優というのが暗黙の了解というか、恒例になっていたのだが、なんと、今年は、主演男優賞のプレゼンターがジェーン・フォンダとヘレンミレンと言うベテラン女優、主演女優賞のプレゼンターはジョディ・フォスターとジェニファー・ローレンスと言う実力派女優という、異例の構成。これもセクハラ問題に考慮したのかな。

*作品賞のプレゼンターは…*
まさかの… 今年もフェイ・ダナウェイとウォーレン・ビーティで、会場大ウケ。今年は間違いなく発表できたね!

いやはや、ジミーさすがだね。滞りなく進行した上に、今問題となっていることを全て盛り込んだ上で極上のジョークで笑わせてくれて、チャイニーズシアター乱入やジェットスキーのプレゼントというサプライズまであって、素晴らしかった。もしかして来年もやっちゃうかも!?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月 9日 (金)

[映] はじまりへの旅

 大自然の中でサバイバル生活をしている一家が、母親の葬儀に出席するために初めて都会に出ると言うストーリー。

Captain_fantastic
 山奥で自給自足の生活をしているベンと6人の子供たち。驚異のサバイバル能力を身につけているばかりか、高度な教育も受けている子供たち。だが、入院していた母レスリーが自殺したことを知らされ、ショックを受ける。レスリーの葬儀に参列するため、ニューメキシコへ行くことを決意したベン。一家は自家用バスで出発するが…

 ベン役にヴィゴ・モーテンセン。長男ボウ役にジョージ・マッケイ。キーラー役にサマンサ・イズラー、ヴェスパー役にアナリース・バッソ、レリアン役にニコラス・ハミルトン、サージ役にシュリー・クルックス、ナイ役にチャーリー・ショットウェル。妻レスリーの父役にフランク・ランジェラ。母役にアン・ダウド(LEFTOVERSのパティ)。ベンの妹役にキャスリン・ハーパー。その夫役にスティーヴ・ザーン。

 ベンの教育方針はかなり型破り。ナイフ一本で森の中で生きて行かれるくらい鍛え抜かれた子供たち。それだけではなく、多方面の本を読んで勉強もしており、知的レベルもかなり高い。だが、母レスリーは精神を病んでいたようで、実家の近くの病院に入院中。そんなある日、彼女が自殺したことを知らされる。

 ベンは、子供たちに隠し事を一切しない。嘘をつかない。子供扱いをしない。その辺は徹底していて、見方によっては素晴らしいと思うのだが、どうかなぁ、やっぱり家族以外と接触しないと言うのは今後を考えると問題な気がする。そういう意味では、最善の形の結末なのかな。

 彼らなりの、母親の葬り方に感動。そんな簡単に灰にはならないよと突っ込みたいが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月 8日 (木)

[映] ラ・ラ・ランド

 去年のアカデミー賞作品賞受賞!と思いきや、違ったと言う曰く付きの作品。とは言うものの、主演女優賞、監督賞、撮影賞、美術賞、作曲賞、歌曲賞の6部門を受賞。やっと視聴。

La_la_land
 夢を追う人々が集まる街ロサンゼルスで、女優を目指すミア。映画スタジオのカフェでバイトしながらオーディションを受ける日々。だが、落とされ続けて意気消沈。ふと入ったバーで聞いたピアノ演奏に感動。だが弾いていたのは、フリーウェイで最悪な出会いをした相手セブ。彼は、ジャズを愛するピアニスト。だがジャズは敬遠され、演奏させてもらえない上に、バーをクビになってしまったところだったこともあり、ミアを邪険にする。だがその後、別の場所で再会、二人は恋に落ちる…

 ミア役にエマ・ストーン。セブ役にライアン・ゴスリング。セブをバンドに誘ったミュージシャン、キース役にジョン・レジェンド。バーのオーナー役にJ.K.シモンズ(OZのシリンガー)。ミアの彼氏グレッグ役にフィン・ウィットロック(アメリカン・ホラー・ストーリーなど)。ミアの夫役にトム・エヴェレット・スコット(サウスランドのラッセル・クラーク刑事)。

 なるほど素敵なストーリー。ミュージカルとはいえ、それほどしつこくはない野で、苦手な人でも大丈夫。夢を追う若い男女が知り合って恋に落ちるラブ・ストーリー。挫折を繰り返しながらも励まし合う二人。エンディングはなんとも切ない。

 映像も綺麗だ。冒頭のハイウェイでの長いシーンもすごい。去年のアカデミー賞のオープニングは、これのパロディだね。二人のタップダンスシーンも素敵。エマ・ストーンはなんともキュートだし、ライアン・ゴスリングのピアノ、素晴らしすぎる!! ミュージシャンとしても活躍できそう。

 エマ・ストーンのミア役、エマ・ワトソンが「美女と野獣」に出演するために降りたのは結構有名な話だが、ライアン・ゴスリングはこちらに出演するために「美女と野獣」を降りたらしい。二人の共演も見てみたい気がするな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月 7日 (水)

[映] ドント・ブリーズ

 盲目の老人宅に盗みに入った若者3人の身にふりかかる悲劇を描く。B級サスペンス・スリラーかと思いきや、スリリングでなかなか面白い。

Dont_breath
 荒廃した街デトロイトで、空き巣を繰り返す少女ロッキーと恋人マニー、友人アレックスの3人組。ある日、マニーが強盗の計画を持ち込む。それは、孤独な盲目の老人宅を狙うという簡単なもの。老人には、事故で失った娘の賠償金があり、自宅の金庫に隠し持っているらしい。深夜、老人宅に侵入した3人だったが…

 ロッキー役にジェーン・レヴィ。アレックス役にディラン・ミネット(スキャンダルのジェリー・グラントJr.)。マニー役にダニエル・ゾヴァット。盲目の老人役にスティーブン・ラング。

 空き巣を繰り返す若者ではあるが、ロッキーには金を得る理由がある。親が自堕落なため、幼い妹を連れて街を出ようと考えていて、一応はちゃんとした理由。アレックスも、マニーに誘われて渋々手伝っている感じで、本当はマジメな青年らしい。

 盲目の老人一人暮らしの家に盗みに入る、楽勝な仕事のはずだった。しかも老人宅の周りにはほとんど人が住んでいない、荒廃した街。だが、この老人ただものじゃなかった… ってことで、彼らの身にとんでもないことが…

 終盤、ただ強いだけじゃないこの老人の秘密が明らかになってびっくり。結末もちょっと怖い。低予算ムービーながら、なかなかの健闘ぶり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月 4日 (日)

パスタダイニング「mashka」

 稲田堤の駅から少し歩いた、府中街道沿いに、パスタのお店があるのを見つけ、さっそく行ってみることに。パスタダイニング「mashka(マシュカ)」。

Dsc03343roki1_640x532
 この辺りにはちょっと珍しいおしゃれな造りのお店で、なるほど入ったら狭い店内女性でいっぱい。カウンター席が空いていたので、なんとか滑り込み。

Dsc03347rowb_640x427
Dsc03351rotri_640x391
Dsc03367roki1_451x640
 パスタはトマトスープ系、トマトソース系、ホワイトソース系、和風、オリジナルと、それぞれ数種類があり、ランチタイムは+100円でドリンク付き、+200円でドリンクとサラダ付き。トマトスープ系からなすとチキンのパスタ、和風からたらこクリームソースのパスタを選び、ドリンクとサラダのセットに。まずはセットのサラダがやってきた。

Dsc03355rotri_487x640
 カウンター席が8人くらい? テーブルが3つくらいあったかな。お店は若い男女3人で切り盛りしていて、男性が調理。お店が開いてすぐだったのかな、周りのお客さんもお料理待ちだったので、結局パスタが出てくるまでに40分くらい待った。

Dsc03362rotri_640x447
Dsc03364rotri_640x514
 夫と半分ずつシェアして食べたのだが、どちらも塩分控えめの優しいお味。たらこクリームもしつこくなく、結構あっさり。たらこ入りのカルボナーラな感じか。トマトスープの方も、お野菜たっぷり、チキンもたっぷりで、夫はスープ飲み干してた。こちらの方が麺がもちもちな気がしたな、スープに入ってたからか?

 いやはや、なかなかうまかった。食べ終わってすぐに出てきたのだが、お店の前に並んでいる人が。人気のお店なのかな。この辺り、こういうお店、ないからね。穴場だと思うよ、これから出店考えてる人!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月 3日 (土)

[映] ウォー・ドッグス

 実話が元になっているらしい。米軍に武器を売って儲けている20代の若者のお話。War dogsと言うのは、戦争を知りもしないのに武器を売って儲ける者のことで、見下した表現らしい。

War_dogs
 大学を中退し、職を転々とした後、マッサージ師としてなんとか生活費を稼いでいるデヴィッド。旧友の葬式で、かつての親友エフレムと再会。ずいぶんと羽振りがいい彼を見て驚く。武器売買の仕事をしていると聞き、手伝いをすることに。ある日、大口取引の情報を入手するが…

 デヴィッド役にマイルズ・テラー。エフレム役にジョナ・ヒル。彼らのスポンサー、スラツキー役にケヴィン・ポラック。大物武器商人ジラード役にブラッドリー・クーパー。

 武器ってずいぶんと高額なのね… 米国兵士一人の装備にいくらかかっているかの説明が冒頭であるのだが、びっくりだ。武器商人たちにとって、戦争は、金儲けのネタでしかない。最初は小口の取引を細々としていた彼らは、次第に大口の取引に手を出すように。もうけを上げるため、安く仕入れる情報に飛びつく。

 マジメに生きている人が居る一方で、こうやって金儲けに走る人見ると腹立つなー コメディって書いてあるけど、確かにちょっと笑える部分もあるしコミカルに描いているのかもしれないけど、笑えない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

[映] シェイプ・オブ・ウォーター

 今年のアカデミー賞に13部門ノミネートされていて話題の作品、さっそく鑑賞。

Shape_of_water
 1962年、アメリカ。政府の研究所で夜勤の掃除婦として働いている、口のきけない女性イライザ。ある日、水槽に謎の生き物が運ばれてくる。その生き物と、密かに手話で交流を始めたイライザとその生き物は、次第に惹かれ合うように。だが、この生き物を解剖することが決まり、それを知ったイライザは、ある計画を実行に移す…

 イライザ役にサリー・ホーキンス。この生き物を持ち込んだ責任者ストリックランド役にマイケル・シャノン(ボードウォーク・エンパイアのネルソン・ヴァン・オルデン)。イライザと同居する初老の男性ジャイルズ役にリチャード・ジェンキンス(シックス・フィート・アンダーのナサニエル・フィッシャー)。イライザの同僚ゼルダ役にオクタヴィア・スペンサー。ホフステトラー博士役にマイケル・スタールバーク(ボードウォーク・エンパイアのアーノルド・ロススタイン)。研究所のフレミング役にデヴィッド・ヒューレット(スターゲイト・アトランティスのロドニー・マッケイ博士)。謎の生物役にダグ・ジョーンズ(スタートレック・ディスカバリーのサルー)。

 あの半魚人みたいな生命体役はサルーだったか。南米で発見されたと言うこの生物、園地では神としてあがめられていたと言うのに、水槽に監禁して拷問したりして、酷い扱い。水陸両方生活できるようで、肺とエラがある?? その辺の研究したかったらしい。ソ連も情報を狙っている。解剖してみよう~と言うノリらしい。

 イライザは、孤独な女性だ。同居している男性ジャイルズはゲイ? 手話でしか意思の疎通ができないので、普段は控えめで自分を主張することはない。だが、周りから愛されているし、心優しき女性だ。彼女は、この生き物を見て、自分と通じるものを感じる。

 暗く、レトロでふわふわした感じの独特の色調の映像は綺麗だ。ストーリー的に特別びっくりするような展開ではないが、いい話ではある。どこまで受賞できるかなー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月 2日 (金)

[映] この世界の片隅に

 戦時下の広島・呉を舞台に、この街に嫁いできたのんびり屋のヒロインを中心に描いたアニメーション。「平和のつどい」ということで、研修として鑑賞。場所は大和のシリウスと言う立派なホール。シートも座りやすくて最高。

Konosekai
 広島市で生まれ育ったのんびり屋の少女すず。絵が上手な彼女は、18歳の時に縁談話があり、呉に嫁ぐことに。軍港都市・呉は海軍の街。見知らぬ土地で戸惑いつつも、家族に迎えられ、次第に馴染んでいくすず。だが戦況が悪化し…

 すずの声役に能年玲奈。

 広島と言えば原爆である。そういう物語なんだろうなぁと覚悟して見ていたのだが、中盤までは結構ほのぼの系だ。すずはのんびり屋というだけあって、あまり些細なことでくよくよしない。と言うか気づかない。幼い頃過ごした広島市での生活は、ほんとうにゆったりと時が過ぎ、家業である海苔作りに精を出す日々。

 呉に嫁いでからも、戦争中とはいえ、比較的平穏な暮らし。小姑との問題なども多少あったりするが、もちまえののんびり精神で次第に溶け込んで、夫もまたいい人で、幸せな日々。そんな彼女に不幸がふりかかる…

 終盤、彼女の身に起こったこと、まわりで起きたことは本当に辛く悲しい出来事だ。そんなどん底からも這い上がり、前を向いて暮らすすず。力強くというよりは、のんびりと、淡々と。最終的にはものすごく悲しい物語なのだけれど、彼女のふわふわとしたのんびり感に救われた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年2月 | トップページ | 2018年4月 »