« [映] ジャングル・ブック | トップページ | [映] シェイプ・オブ・ウォーター »

2018年3月 2日 (金)

[映] この世界の片隅に

 戦時下の広島・呉を舞台に、この街に嫁いできたのんびり屋のヒロインを中心に描いたアニメーション。「平和のつどい」ということで、研修として鑑賞。場所は大和のシリウスと言う立派なホール。シートも座りやすくて最高。

Konosekai
 広島市で生まれ育ったのんびり屋の少女すず。絵が上手な彼女は、18歳の時に縁談話があり、呉に嫁ぐことに。軍港都市・呉は海軍の街。見知らぬ土地で戸惑いつつも、家族に迎えられ、次第に馴染んでいくすず。だが戦況が悪化し…

 すずの声役に能年玲奈。

 広島と言えば原爆である。そういう物語なんだろうなぁと覚悟して見ていたのだが、中盤までは結構ほのぼの系だ。すずはのんびり屋というだけあって、あまり些細なことでくよくよしない。と言うか気づかない。幼い頃過ごした広島市での生活は、ほんとうにゆったりと時が過ぎ、家業である海苔作りに精を出す日々。

 呉に嫁いでからも、戦争中とはいえ、比較的平穏な暮らし。小姑との問題なども多少あったりするが、もちまえののんびり精神で次第に溶け込んで、夫もまたいい人で、幸せな日々。そんな彼女に不幸がふりかかる…

 終盤、彼女の身に起こったこと、まわりで起きたことは本当に辛く悲しい出来事だ。そんなどん底からも這い上がり、前を向いて暮らすすず。力強くというよりは、のんびりと、淡々と。最終的にはものすごく悲しい物語なのだけれど、彼女のふわふわとしたのんびり感に救われた。

|

« [映] ジャングル・ブック | トップページ | [映] シェイプ・オブ・ウォーター »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/145451/66452020

この記事へのトラックバック一覧です: [映] この世界の片隅に:

« [映] ジャングル・ブック | トップページ | [映] シェイプ・オブ・ウォーター »