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2018年9月17日 (月)

[映] ドリーム

 NASAで初期の宇宙開発計画を陰で支えた3人の黒人女性数学者の活躍を描いた実話。そうか、当時は手計算だったのか…

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 1960年代初頭、ソ連との宇宙開発競争を繰り広げていたアメリカ。NASAラングレー研究所には、優秀な黒人女性たちが計算をしている「西計算グループ」と言う部署があった。ここで働くドロシー、キャサリン、メアリーは仲良し3人組。ドロシーは管理職の仕事をしながらも管理職としての昇進はさせてもらえず。エンジニアとして別部門に配属になったメアリーも、必要な資格が足りないと進路を閉ざされてしまう。そんな中、数学の才能に秀でたキャサリンは、ハリソン率いる宇宙特別研究本部に配属される。白人男性ばかりの職場で、虐げられるキャサリンだったが、ハリソンに才能を認められ…

 キャサリン役にタラジ・P・ヘンソン(パーソン・オブ・インタレストのカーター刑事、エンパイアのクッキーなど)。ドロシー役にオクタヴィア・スペンサー。メアリー役にジャネール・モネイ。ハリソン役にケヴィン・コスナー。ミッチェル役にキルスティン・ダンスト。スタッフォード役にジム・パーソンズ(ビッグ・バン・セオリーのシェルドン・クーパー)。キャサリンにプロポーズする軍人ジム役にマハーシャラ・アリ。宇宙飛行士ジョン・グレン役にグレン・パウウェル。

 NASAの宇宙開発の陰に、こんな物語があったとは。1960年代はまだ人種差別のあった時代。トイレは有色人種専用と白人専用とに分かれているし、黒人だからと言う理由で拒まれることも多い。そんな時代でも、大学でしっかり学び、着実に知識を身につけ、夢を叶えるために諦めずに闘う姿は本当に素晴らしい。

 IBMの大型コンピュータが出てくる。早々に導入してみたものの、うまく動かずにお手上げ状態。それにいち早く気づき、図書館で情報を入手、仲間にも教育してコンピュータを使えるように準備するドロシーの手際よさに感動。さすが。チャンスを見逃さない。これまでいろいろな場面で苦労してきたからこそなのかもしれない。

 話のわかる上司ハリソンが、偏見などくだらないと「有色人種専用」と言うトイレの看板を取り外すシーンは、ケヴィン・コスナー格好良すぎ。それとは対照的に、頭が固く偏見の塊だったスタッフォード、嫌なヤツ全開だったが、次第にキャサリンの能力を認めるようになるのもじんわり感動。

 歴史が浅い分、この多様性こそアメリカの強みのはず。いまこの国に必要なのはマトモなリーダーだな。

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