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2019年5月30日 (木)

[映] ワンダー 君は太陽

 ベストセラー小説を映画化した作品らしい。生まれつき容姿が人と違う少年が、10歳にして初めて学校に通うことになり、イジメや偏見に耐えながらも、家族や友達との絆を深めていくストーリー。

Wonder
 生まれつき顔が人と違う少年オギー。これまで自宅学習をしてきたが、5年生になるのを機に学校へ通わせることにした母イザベル。案の定、好奇の目にさらされたオギーだったが、次第に友達もでき、学校生活を楽しむように。だがハロウィーンの日、親友と思っていたジャックの本音を聞いてしまい…

 オギー役にジェイコブ・トレンブレイ。母イザベル役にジュリア・ロバーツ。父ネイト役にオーウェン・ウィルソン。姉ヴィア役にイザベラ・ヴィドヴィッチ。ヴィアの親友ミランダ役にダニエル・ローズ・ラッセル。トゥシュマン校長役にマンディ・パティンキン。

 何て素敵なストーリーなのだろう。まずオギー少年がなんともピュアでかわいらしい。容姿がどうのなんて問題になるだろうか??? 頭が良くてユーモアのセンス抜群。一緒に居てこんなに面白いヤツはいないと、すぐに仲良くなるジャック。いじめるヤツはどんなところにもいると思うが、オギーのすごいところは、そんな相手の心情まで理解してしまうところ。

 この作品が面白いのは、イジメや偏見を扱った作品なのに決して暗くならず、ユーモアを交えてコミカルにさえ描いてしまうところ。さらに、オギーだけではなく、オギーがいることで両親から構ってもらえない姉ヴィアの視点、ヴィアに急に冷たくなった親友ミランダの視点、オギーと仲良くなったジャックの視点、オギーをいじめてしまうジュリアンの視点からも描いているところ。

 この作品に出てくる学校の先生は、素晴らしい先生ばかりで素敵。こんな学校ならイジメは起きないと思う。素敵なお話過ぎて、最初からうるうるだった。


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2019年5月26日 (日)

[映] ウィンド・リバー

 ネイティブ・アメリカンの保留地を舞台にしたクライム・サスペンス。実際の出来事に基づいているらしい。

Wind-river
 ワイオミング州にあるネイティブ・アメリカンの保留地ウィンド・リバー。この地で野生生物局の職員としてキツネやピューマなどから家畜を守るためハンターとして働くコリーは、ある日、雪上で凍り付いている女性の遺体を発見。それは、亡くなった娘エミリーの親友ナタリーだった。FBIからやってきた新米女性捜査官ジェーンが捜査にあたるが、検視の結果、レイプされていたことはわかるが、直接の死因は冷気によるものであり、殺人とは言えないとわかり、FBIの増援は受けられず。コリーに協力を依頼し、捜査を進めるが…

 コリー役にジェレミー・レナー。ジェーン役にエリザベス・オルセン。ナタリーの恋人マット役にジョン・バーンサル(ウォーキング・デッドのシェーン)。保安官?ベン役にグレアム・グリーン。

 ネイティブ・アメリカンの保留地というのはアメリカの中でも特殊な扱いの場所だ。アメリカの司法は及ばないようで、殺人事件となればFBIの捜査となるが、そうでない場合は手が出せないらしい。だが、その地域を担当する保安官?の人数は少なく、おそらく犯人は見つからないと考えたジェーンは、コリーに協力を求めて捜査に乗り出す。

 一方、コリーは、娘を失っている。今度は娘の親友で、しかもレイプされていたとわかり、ナタリーの父の気持ちが遺体ほどわかる。なんとしても犯人を見つけたい。そして自分の手で始末したい。そう、コリーはハンターなのだ…

 と言うことで、後半一気に物語は佳境に。過酷な地に住む彼らには、彼らなりのやり方があると言うことか。

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2019年5月20日 (月)

[映] ゴッドファーザー

 午前10時の映画祭、今ちょうどシアタスでゴッドファーザーを上映中なので見に行ってきた。大好きな作品で、ビデオも2種類持っているし、テレビで放送しているとついつい見てしまう。何度も繰り返し見たけれど、映画館で見るのは初めて。70年代の作品だが、舞台は1940年代。

The-godfather
 ドン・ビトー・コルレオーネの屋敷では、愛娘コニーの結婚披露パーティが行われていた。そこにやってくるのはドンに頼み事をする友人たち。久しぶりに顔を見せた三男マイケルは、恋人ケイと一緒に記念撮影に参加。長男ソニーはこんな場所でも愛人とお楽しみ。
 ある日、タッタリアファミリーがバックにつくソロッツォが、麻薬がらみの仕事をドンに打診。政界や警察に顔の利くコルレオーネファミリーの力を利用したいとの考えからだったが、麻薬には関わりたくないと考えたドンは丁重に断る。だが、ソニーが乗り気であることに気づいたソロッツォは、ドンを襲撃した…

 ドン・ビトー・コルレオーネ役にマーロン・ブランド。長男ソニー役にジェームズ・カーン。次男フレド役にジョン・カザール。三男マイケル役にアル・パチーノ。彼らと兄弟として育ち、ファミリーの弁護士として働くトム・ヘーゲン役にロバート・デュバル。長女コニー役にタリア・シャイア。マイケルの恋人ケイ役にダイアン・キートン。

 主要キャストの名前も覚えているし、そのシーンで言う台詞も、次にどのシーンが来るかもだいたいわかる。それでも、感動。何度見ても素晴らしい。無駄が無く、非常にうまく組み立てられている脚本は本当に素晴らしい。アル・パチーノの抑えた演技もすごくいい。すべてを見通しているようなあの目。しびれる…

 ちょっと久しぶりだったこともあり、今更だがじっくりと鑑賞。冒頭のシーンでドンは猫を抱いていたと言うことに今まで気づかなかった。小さめのシアターだったが8割方席が埋まっていて驚く。そしてエンドロールが完全に終わるまで誰1人として席を立たなかった。

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2019年5月19日 (日)

[映] ビューティフル・デイ

 行方不明者の捜索のスペシャリストの物語。だが格好いいヒーローとはちょっと違う。

You-were-never-really-here
 元軍人のジョーはトラウマに苦しみ、自殺願望を抱えながら、行方不明者を捜し出して家族へ帰す仕事をしている。自宅では老いた母の介護。ある日、上院議員から依頼を受け、娘のニーナを売春組織から連れ戻すことに。ハンマーを持って娼館に乗り込み、ニーナを連れ戻すことに成功するが…

 ジョー役にホアキン・フェニックス。母親役にジュディス・ロバーツ。ニーナ役にエカテリーナ・サムソノフ。

 ジョーのトラウマはかなり酷い。軍人時代のトラウマなのだろうか、しょっちゅうフラッシュバックに襲われているし、常に自殺を考えている。行方不明者を連れ戻す道具はハンマー。単身で乗り込み、1人ずつ手早く警護のものを倒してターゲットを連れ戻す。ハンマーと言うのは音がしないからなんだとは思うが、相手をハンマーで殴りまくっている様子を見ると、かなり病んでいる。

 いつものようにニーナを手際よく連れ戻すことに成功するが、今回ばかりは相手の組織がデカすぎたのか、報復を受けた上にニーナを再び連れ去られてしまう。そこでひるむジョーではないのだが。

 セリフはあまり多くなく、説明もなく、フラッシュバックのシーンも大半は意味不明。ジョーが病んでいるのはよくわかるが、何が起こっているのかを飲み込むまでにしばらく時間がかかった。インパクトある作品だとは思うが、わかりにくすぎる…

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2019年5月15日 (水)

[ド] マダム・セクレタリー

 FOXチャンネルで始まったドラマ。2014年から始まってるのでちょっと古いのね。国務長官が事故死したため、大統領から突然任命された女性が奮闘すると言うストーリー。

Madam-secretary
 元CIA分析官だが今は退職して大学で教鞭をとっているくエリザベス(ベス)。夫ヘンリーも大学教授として働き、郊外の家に子どもたちと共に住み、馬を飼い、のんびりと暮らしていたエリザベスの元に、突然大統領がやってくる。国務長官が飛行機事故で亡くなり、後任としてベスを指名したいと言う彼の言葉に驚きつつも、引き受けることにしたが…

 ベス役にティア・レオーニ。夫ヘンリー役にティム・デイリー(プライベート・プラクティスのドクター・ワイルダーなど)。大統領役にキース・キャラダイン。首席補佐官役にジェリコ・イヴァネク(ダメージのフィスクなど)。国務長官の首席補佐官役にビービー・ニューワース(フレイジャーのリリス)。

 突然大統領が自宅にやってくるってのもすごいけど、大統領と知り合いってのもすごい。よくよく聞けば、元上司だったらしい。なるほど。CIAではさぞ有能な分析官だったのだと思う。だがおそらくいろいろ考え、大学で教えることを選んだ。時間的にもゆとりが持てて、充実した日々だったようだが、突然の国務長官指名を引き受けることに。すごい決断だったことだろう。

 就任早々、あちこちで様々な問題勃発。そんな中で、全力で最善を尽くすベス。なんとも格好いい。なんと言っても切れ者だし、回転が早いし、こんな重圧の中でも家族とすごす時間を大切にしている。倫理的に悩んだときには、夫ヘンリーがアドバイス。大学を中退してしまった長女がちょっとお騒がせだが、しっかり者なのでなんとかうまくやるのだろう。

 とりあえず4話まで一気に見たが、シーズン1は22話、シーズン2、3が23話、シーズン4が22話、シーズン5が20話。来年も続くのかな? 長い戦いになりそうね。

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[ド] ゲーム・オブ・スローンズ8 最終話を大胆予想

 壮大なストーリーのゲーム・オブ・スローンズ。ついに最終シーズンも終盤に入り、残すところあと1話。あぁなんてこと、終わってしまうなんて… 来週に控えた最終話の公開前に、大胆にも結末を予想してみた。以下、シーズン8の内容を含むので、未見の方は注意。

Got8
 残った登場人物は多くない。なので彼らがそれぞれどんなポジションにつくのかを考えてみる。

 まずサンサ。ウィンターフェル城の城主として北部を治めるのが順当。ブランが彼女を助けるだろうし、ブライエニーが守ってくれるのではないか。冷静だし判断力もあるので良き北の王になると思う。

 さてキングスランディングだが、怒り狂って焼き尽くしてしまったデナーリス。ドラゴンやアンサリードがいるので絶対的権力を持つ。このまま一度は女王として君臨するだろう。

 だが、彼女のあまりのやり方に疑問しかないジョン。デナーリスに忠誠を誓ったが、きっと後悔しているはず。疑問を持ちつつ女王に仕えるのか、反乱を起こすのか。微妙なところ。でもジョンは直接彼女を殺すことはできないと思う。

 そこで鍵となるのがアリア。この悲惨な状況を体験しているアリアは、そもそもサーセイを殺しにやってきた。だがその必要はなくなり、逃げ遅れて大変な目にあう。なんとか生き延びたものの、デナーリスも彼女の暗殺リストに加わった可能性が高い。アリアがデナーリスを暗殺するのではないか。

 とすると、どのタイミングか。女王に君臨する前か後か。前だとしたら、どうなるか。たとえば、私が女王ですと民の前に出る直前に、背後から… 人知れず居なくなり、必然的にジョンが王に。

 後だとしたらどうなるか。たとえば、女王として君臨し、ジョンを白の騎士として、あるいは王の手として任命するそのときに、ジョンがデナーリスを暗殺、実はジョンではなくてアリアだった… と言うのはいくら数多の顔があっても体格的に無理か(^o^; 劇的だとは思うんだが。または、任命式でジョンの目の前でアリアが暗殺し、ジョンの腕の中でデナーリスが息を引き取り(愛する人を腕の中で亡くすのは二回目)、ジョンが王になる… ってのが感動的でいいかも?

 いずれにせよ、デナーリスが暗殺され(おそらくアリアが実行)、ジョンが王になると言うのが私の予想。どうだろう?

 焼き尽くしてしまったキングスランディングを再建するには相当時間がかかるだろう。人々の怒りも買っているので、すぐに暗殺されなくてもいずれそういう動きが出るのは間違いない。もしかしたら、デナーリスが統治し、王都の再建が始まり、落ち着いた雰囲気の中、暗殺を匂わせる意味深なシーンで終わると言うのもアリかもしれない。デナーリスが王なら王の手はティリオン、白の騎士総帥はジョン、アリアはアウトローとして密かに暗殺を狙う。ジョンが王でもやっぱり王の手はティリオン、アリアはどうなるだろう、アウトローとして放浪の旅に出るか、ウィンターフェルに戻るか。

 一方で、原作の方は、シーズン4にあたる4章までに、ドラマ版とはかなりの相違が。それを考えると、5章で止まっている原作の結末は、また全く違った方向へ進む可能性が。なので二度楽しめる!? 早く原作の続き買いてー

 こんなことを考えていられるのもあと数日。しばらくは妄想を楽しみたい。

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2019年5月13日 (月)

[ド] ビリオンズ

 Netflixで配信のドラマ。SHOWTIMEの作品ということで期待。ニューヨークのヘッジファンドに対する司法捜査と訴訟合戦を描いた作品で、実在の人物がモデルらしい。

Billions
 手加減知らずの連邦検事検事チャック・ローズ。知り合いにも容赦しない。一方、ヘッジファンドの帝王アックスことボビー・アクセルロッドは、巨万の富を困っている人に惜しげも無く寄付する現代のロビン・フッド。チャックはアックスに狙いを定め、隙を見せるのを虎視眈々と待つ…

 チャック・ローズ役にポール・ジアマッティ。アックス役にダミアン・ルイス(「Life!」のチャーリー、HOMELANDのニック・ブロディ)。チャックの妻ウェンディ役にマギー・シフ。

 チャックの妻ウェンディはアックスの会社、アックス・キャピタルの精神科医だ。このことが事情を少々複雑にしている。アックスは何か不正をしているのか否か。ヘッジファンドの仕事内容ははっきりいって私にはよくわからないのだが、株価の値動きなどに恐ろしく勘が働く。果たして勘だけなのか。

 今のところシーズン4まであり、それぞれ12話。

 

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[ド]オルデンハイム ~12の悲劇~

 WOWOWで一挙放送のオランダのドラマ。小さな田舎町で次々と人が失踪し… と言うストーリー。

De-12-van-oldenheim
 オランダの小さな田舎町オルデンハイム。夏のある日、ジャーナリストである女性ペギーはこの街に帰省。父ルートは、近所の娘を車ではねて死なせてしまって以来、酒浸りになっており、ペギーの突然の帰省を喜んではくれない。疎遠になっていた妹スースはどこかよそよそしい。そんな頃、16才のニーネが恋人リックと湖と密会するが、その後失踪。その後、次々と街の住人が失踪し…

 ペギー役にノーチェ・ヘルラール。ダマーニ刑事役にナスルディン・チャー。ペギーの妹スース役にハイタ・ヤンセン、父ルート役にアウス・フレイダヌス。ニーネ役にロース・ヴィルティンク。恋人リック役にコ・サンドフリット。その父で精神科医のフィクトール役にフェジャ・ファン・フェット。

 ううむ… 最初の数話は興味深く鑑賞。だってこんなに小さな街で住人が連日失踪するって… だけど、あまりに節操なく人が失踪する上に、刑事よりもペギーの方がどんどん真相に近づいたり、違和感ありあり… 結末は、とってつけたようなオチで、残念すぎる…





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[映] フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

 全く予備知識なしに鑑賞。ディズニーワールドのすぐ隣の安モーテルに暮らすシングルマザーとその幼い娘の日常を描く。万引き家族が日本の貧困層なら、こちらはアメリカの貧困層。

Florida-project
 ディズニーワールドのすぐ隣にある安モーテルに暮らす、その日暮らしのシングルマザー、ヘイリーと6才の娘ムーニー。定職に就いていないため、滞在費も滞納しがち。そんな綱渡りの生活ではあったが、ムーニーは近所に住む友達といたずらし放題。楽しい毎日を過ごしていた。モーテルの管理人ボビーは、子どもたちに手を焼きつつも、彼らを見守っていた。だがそんな日がずっと続くわけはなかった…

 ヘイリー役にブリア・ヴィネイト。ムーニー役にブルックリン・キンバリー・プリンス。ボビー役にウィレム・デフォー。

 何かが起こることを期待してずっと見ていたのだが、結局何が起こるわけでもなく… 何がプロジェクトなんだろう…?? その日暮らしの彼らの生活が、子どもの目を通して描かれる。夢の国であるディズニーワールドのすぐそばで、こんな生活をしている人々がいるとはね…

 いくら安モーテルとは言え、長期滞在するとなればかなり家賃はかさむ。普通にアパート借りた方がラクだろうにと思うが、借りることができない事情があるのかな?? なぜ普通に働かないのだろう? ヘイリーはダンサーだったようだが、ボスに一線を越えるようなことまで強要されて拒んだためにクビ。盗んだものを売ったりして生活しているが、友達のようにウェートレスでもすればいいのにと思ったが、娘がいるから置いて働きに出られないと言うことか??

 こちらも食べるシーンがたくさん出てくるのだが、どう見てもジャンクフード。観光客にアイスクリームをねだって買ってもらったり、友達の働くダイナーでワッフルをタダで分けてもらって食べたり。こちらはお世辞にもおいしそうではなかったし、こんなモノばかり食べて育ったらどんな人間になるんだろうと心配にもなった。


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[映] 万引き家族

 日本の映画ってあまり見ることはないのだが、話題になったので。万引きで生計を立てている一家の物語… なのかと思いきや、ちょっと違う。

 古びた一軒家に住む夫婦とその息子、妻の妹、そして一軒家の持ち主である母の5人家族。父は日雇いで甲斐性なしのため、ささやかな母の年金と、万引きでなんとか生活をしていた… ある日、父と息子は万引きの帰り道、寒さに震える少女を見つける。かわいそうに思って家に連れ帰り面倒をみることに。そのままそこにいついてしまった少女は、家族の娘として生活を始めるが…

 夫役にリリー・フランキー。妻役に安藤サクラ。母役に樹木希林。妻の妹役に松岡茉優。息子役に城桧吏。

 この設定と言うか、オチがかなり意外だった。普通の貧乏な家族なんだと思ったら… この作品、食事のシーンが多い。貧乏なのでたいした物は食べていないのだが、なんだかとてもおいしそうに見える。家族で仲良く分け合って食べているからだろうか。

 両親に面倒を見てもらえない少女は、この家にいついてしまい、誘拐されたような感じになってしまったが、ここに居る間は幸せそうだった。ずっと居たら万引きをすることになったかもしれず、環境的には決していいとは言えないが、少なくとも家族の絆はあった。

 家族とは何か。考えさせられた。

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2019年5月 8日 (水)

[ド] デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~

 Netflixで視聴。ひき逃げで夫を失った未亡人が、サポートグループで同じような境遇の女性と知り合って支え合ううちに親密に… と言う、一件心温まるお話しかと思いきや… 30分枠のコメディという位置づけなのだが、なかなかスリリング。タイトルの"Dead to me"は、「絶好だ!」と言う感じらしい。なるほど。

Dead-to-me
 最愛の夫テッドをひき逃げで失った未亡人ジェン。3ヶ月たった現在でも失意のどん底で、犯人が未だ見つからないことからあらゆることに怒りをぶつける毎日。ある日、サポートグループで、同じように恋人スティーヴを突然失った女性ジュディと知り合う。意気投合して親しくなる二人だったが、ジュディの恋人スティーヴは死んでいないと知り…

 ジェン役にクリスティナ・アップルゲイト(サマンサWho?のサマンサ)。久しぶりに見たけど、未だキュートね。ジュディ役にリンダ・カーデリーニ(ERのサム)。スティーヴ役にジェームズ・マースデン。テッドの母役にヴァレリ・マハフェイ(ノーザン・エクスポージャー「たどりつけばアラスカ」のイヴ、デヴィアス・メイドのオリヴィア)。

 一気に5話くらいまで見たのだが、なかなか面白い。ジェンは不動産エージェントとしてバリバリ仕事をするやり手の女性。ジェンが外で働き、テッドは専業主夫だったらしい。趣味でバンド?をやっていたようで、そっちを目指しての専業主夫ということなのかな。最愛の夫を亡くして失意のどん底のジェンだったが、テッドの秘密もわかってくる。

 ジェンとジュディは偶然知り合ったように見えるが、実はジュディは意図を持ってジェンに近づいたことがわかってくる。最初に言っていた恋人が突然亡くなって…というのはすぐにウソとバレるのだが、最初は怒ったジェンもすぐにジュディを許し、自宅の離れにジュディを住まわせることに。

 始まったばかりの作品で、今のところ全10話。もう半分見ちゃったのか…

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2019年5月 1日 (水)

[映] ミケランジェロ・プロジェクト

 こちらは2013年の作品。第二次大戦中、ナチスによって略奪されたり、破壊されそうだった美術品を守り、取り戻すと言うプロジェクトを描く。実際の出来事だそう。ジョージ・クルーニー監督、脚本、主演。原題は"The Monuments man"。

Michelangelo-project
 第二次大戦末期のヨーロッパ。ヒトラーの命により、ナチスドイツは各地で歴史的名画や彫刻などの美術品を略奪。このことに危機感を持ったハーバード大学付属美術館の館長ストークスは、ルーズベルト大統領に直談判し、美術品奪還作戦に踏み切る。美術のエキスパート6人に声をかけ、特殊部隊モニュメンツ・メンを結成。戦場へと乗り込むが…

 ストークス役にジョージ・クルーニー。メンバーは、グレンジャー(マット・デイモン)、キャンベル(ビル・マーレイ)、ガーフィールド(ジョン・グッドマン)、ジャン・クロード(ジャン・デュジャルダン)、サヴィッツ(ボブ・バラバン)、ジェフリーズ(ヒュー・ボネヴィル)。そして戦争中ナチスの指示で略奪の事務的なことを手伝わされたシモーヌ(ケイト・ブランシェット)。

 美術品については詳しい面々だが、戦場ではド素人で… と言うことで、殉職するメンバーも。戦争中、人の生死がかかってるのに美術品かよ!?と言う圧力もあったりして大変だったようだが、彼らのおかげで多くの美術品が元の持ち主に戻ったり、破壊を免れたり。シリアスなないようだけどちょっとコミカルな描き方だったり。ちょっと長かったかな。

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[映] ゲットハード/Get Hard

 こちらは2015年の作品、だいぶ最近になってきた。ヘッジファンドで成功した男が、ある日突然、身に覚えのない詐欺容疑で逮捕され、服役に備えて知り合いの黒人男性に刑務所での生活を教えてもらって鍛えてもらうと言うコメディ。黒人=服役経験があると勝手に考えていた主人公だが、実は何の汚点もない人物と後でわかる。

Get-hard
 ヘッジファンドマネージャーとして大成功したジェイムズ・キング。社長令嬢とも婚約し、順風満帆と思いきや、突然身に覚えのない詐欺容疑で逮捕されてしまう。全くの無実にもかかわらず、重罪犯が集まるサン・クエンティン刑務所に10年間服役することに。刑務所生活に不安を覚えたジェイムズは、洗車場を経営する黒人男性ダーネルに、刑務所での過ごし方をコーチしてもらうことに。だがダーネルは、服役どころか駐車違反さえしたことがなかった…

 ジェイムズ役にウィル・フェレル。ダーネル役にケヴィン・ハート。社長?マーティン役にクレイグ・T・ネルソン。その娘で婚約者アリッサ役にアリソン・ブリー。悪徳弁護士?役にグレッグ・ジャーマン。ジョン・メイヤーが本人役で。

 成功したビジネスマンの転落。悲劇にもなりうるのだが、あくまでもコメディ。ジェイムズはマジメなのかアホなのか、無実を証明しようとは考えず、刑務所に入るために準備をしようと考える。予習して、タフになって服役を乗り切ろうと黒人男性ダーネルを雇うのだが、彼も実はマジメ人間で… 刑務所対策の特訓は、刑務所ドラマの受け売り。なかなか笑えるのだが、タフになったみたいなので、結果オーライ??

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[映] 人生、サイコー!

 こちらは2013年の作品。精子提供をせっせとしていた男性が、ある日突然、533人の子どもがいて、そのうち142人から父親の開示を求めていると言われて自身の過去を反省すると言うコメディ。なかなかほのぼのコメディだ。原題は"Delivery man" 、彼の仕事は肉の配達、そして533人に精子を運んだと言う意味かな。

Delivery-man
 父親が経営する精肉店で働く中年男デヴィッド。主に肉の配送を担当しているが、寄り道も多くヘマばかり。恋人エマから妊娠したと言われても、対応に困る。そんなある日、過去にした精子提供で、現在533人の子どもが産まれていること、しかもそのうち142人から身元の開示を求める裁判を起こされたことを知る。突然のことに驚いたデヴィッドは、その子どもたちにこっそり会ってみることに…

 デヴィッド役にヴィンス・ボーン。友人のダメ弁護士役にクリス・プラット。恋人エマ役にコビー・スマルダーズ。

 さすがに533人というのは普通ではあり得ないとは思うが、精子提供を何度もしている人は、もしかしたら自分の子どもが知らないうちにたくさん産まれていると言う可能性もあり得る。身元開示を求められることもあり得るのか!?

 恋人の妊娠でビビるデヴィッドだが、すでに533人も子どもがいると知ってちょっと気持ちが変わる。会ってみようと思い立つ。デヴィッドは、あまり仕事ができる人ではなさそうだが、気さくでいい奴だ。若者ともすぐに仲良くなる。彼の人柄は子どもたちにも愛される。ドタバタぶりが微笑ましい作品。

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[映] デビルズ・ノット

 こちらは2013年の作品で、実際に起こった事件を描いた作品。のどかな田舎町で、3人の少年が全裸の遺体で発見されると言うショッキングな事件を描く。真犯人はつかまっていないらしい。

Devils-knot
 1993年、アーカンソー州ウェスト・メンフィス。こののどかな田舎町で、3人の少年が失踪。捜索の結果、川から全裸の遺体で発見される。手足は縛られており、すぐに悪魔崇拝者だという3人の若者が逮捕される。若者はオカルト好き、ヘヴィメタファンだということで、悪魔崇拝者と決めつけられ、取り調べや裁判の過程で犯人に仕立て上げられていく。だが捜査に疑問を感じた調査員ロンは、弁護側に協力を申し出、調査に乗り出す。

 被害少年の母パム役にリース・ウィザースプーン。調査員ロン役にコリン・ファース。判事役にブルース・グリーンウッド。同じ年頃の少年を持つシングルマザー、ヴィッキー役にミレイユ・イーノス(米国版Killingのサラ・リンデン刑事)。

 これは怖い。何が怖いって、無実の青年があれよあれよと言う間に犯人に仕立て上げられてしまう。魔女狩りや魔女裁判を思い出す。ちょっと人と変わっているとか、ヘヴィメタのファンで奇抜な格好をしていると言うだけで、きっと悪魔崇拝者だから彼らが犯人に違いないと決めつけてしまう。少年たちは靴紐で手足を縛られていた。これは犯人しか知らない事実。だが無理矢理自白を強要された青年たちはロープで縛ったと証言する。明らかに矛盾する証言だが、自白したと言うことで刑が確定。

 真犯人はつかまっていないそうだが、明らかにあやしい人物が… こういうことを無くして欲しいね。

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[映] リトルアクシデント ー闇に埋もれた真実ー

 こちらは2014年の作品。炭鉱の事故と、少年の失踪事件を描いた作品。

Little-accedents
 寂れた炭鉱の街で、炭鉱事故が発生。唯一の生存者エイモスは、犠牲者の遺族の弁護団から、事故についての詳細を話すよう求められるが、何も覚えていないと口をつぐむ。一方、炭鉱の幹部ドイルの息子が失踪。必死の捜索を続ける母ダイアンは、失踪の直前まで一緒にいたと言う少年オーウェンと親しくなるが…

 ダイアン役にエリザベス・バンクス。夫役にジョッシュ・ルーカス。エイモス役にボイド・ホルブルック。オーウェン役にジェイコブ・ロフランド。

 これは何を描きたいんだろうか。炭鉱の事件はリトルどころか大変なアクシデントなわけで、会社側の責任を追及するのが当然だと思うのだが、職を失うことをおそれているのか、エイモスは詳細を語ろうとしない。

 一方、オーウェンはこの事故で父を失った少年だ。彼にはどうしようもない出来事で、精神的に参っている母と、障害を持つ弟の間で孤独を感じている。つながりを求めて不良グループに近づくが、全く相手にされない上にいじめられる。なぜそこまでして彼らに近づくのか。閉鎖的な街で、他に友達はいないのか。そんな状況の中で、不幸な事故が起こってしまうのだが、これ、オーウェンには全く非はない。だが隠そうとしてしまったことで、よりやっかいなことに…

 エイモスと、オーウェン。彼らと親密になるダイアン。息子が失踪した悲しみを、彼らとの関わりで癒やそうとしているのか。これまた誰も相談できる相手がいないと言うことなのか。ううむ、何を描きたかったんだろう。

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[映] ザ・インタープリター

 自宅に録画したまま見そびれていた作品を連休で一気見。まずはこちら、2005年の作品。インタープリターと言うのはこの場合、通訳のことを指しているようで、国連の通訳である主人公が、大統領暗殺の話を偶然聞いてしまい、命を狙われると言うストーリー。

The-interpreter
 国連本部で働くシルヴィアは、アフリカのマトボ共和国に住んでいたことがあり、クー語の通訳をしていた。ある日、会議の終わった会場で、偶然、マトボ共和国のズワーニ大統領暗殺計画を聞いてしまう。警察に通報したものの、命を狙われる危険があるため、シークレット・サービスが護衛につくことに。だが、担当となったケラーは、彼女の話を直感的にあやしいと感じ…

 シルヴィア役にニコール・キッドマン。ケラー役にショーン・ペン。相棒ウッズ役にキャサリン・キーナー。

 純粋にシルヴィアを警護するケラーと言う図式ではないところが見所か。暗殺計画を偶然聞いたと言う話に、直感的に疑問を抱くケラー。シルヴィアの過去を調べると、大統領に恨みを抱くに充分な過去があることがわかる。シルヴィアの目的は何なのか。

 前半はスリリングに展開するのだが、後半ちょっともたつき感が… シルビアとケラーの、何か起こりそうで何も起こらない微妙な関係も、いいような悪いような… ちょっとわかりにくい話だったかな…

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