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2020年1月14日 (火)

[映] マリッジ・ストーリー

 この作品の予告編に、ポール・マッカートニーの曲「Maybe I'm amazed」が使われていて気になっていた。Netflixで配信中と知って、見よう見ようと思いつつ… 今年のアカデミー賞作品賞にノミネートされたので、慌てて視聴。でも本編に曲は使われてなかったー、残念。離婚を決意した一組の夫婦の別れのプロセスを赤裸々に描いた作品。

Marriage-story
 お互い相手のいいところを書き出して文章にするニコールとチャーリー。2人の文章には、相手に対する愛情があふれていた。だが、これはカップルセラピーだった… 舞台演出家として劇団を運営するチャーリーと、それを手伝うためにニューヨークに住むことにしたニコール。そもそも女優として人気のあったニコールは、そのキャリアを諦め、チャーリーの劇団を手伝うことを選んだが、LAでの仕事も恋しい。LAからきたドラマの依頼を受けることを決め、それを機に離婚してLAで暮らすことにしたニコール。だがチャーリーは、ニコールのLA行きを一時的なことだと思っていた…

 ニコール役にスカーレット・ヨハンソン。チャーリー役にアダム・ドライバー。ニコールの姉役にメリット・ウィーヴァー(ナース・ジャッキーのゾーイ)。ニコールの弁護士役にローラ・ダーン。チャーリーの弁護士ジェイ役にレイ・リオッタ。バート役にアラン・アルダ。

 冒頭のシーンで、お互いのいいところ、好きなところを文章にしているのだが、そのシーンを見ている限り、とてもお似合いのカップルだし、いい家族に見える。だが離婚を考えているニコール。何が問題なのか。

 住む場所の違いというのは確かに大きな問題になり得ると思う。だが彼らの場合はソコではなさそう。お互いに相手のことがとても好きで、愛し合っているのは間違いないのに、なぜうまくいかないのか。難しい問題だけど、個人的には、チャーリーに、ニコールに対する思いやりがちょっとだけ欠けていたのかなと感じた。でもこれ、普通にあるケースなんじゃないかなー。男は夢を実現させる、女はそれをサポートするのが当たり前だった時代には、珍しいことではなかったはず。自分の存在意義に疑問を感じたニコールが行動を起こしたのだと感じた。男性にはまた違ったように見えるのだろうか。

 お互い本音でとことん話し合えば解決するであろう問題を、弁護士に任せるとこうなるのか。

 作品賞の他にも、主演女優賞にスカーレット・ヨハンソン、主演男優賞にアダム・ドライバー、助演女優賞にローラ・ダーン、脚本賞、作曲賞にランディ・ニューマン(トイ・ストーリー4でもノミネートされてるのに!)にノミネートされている。作品賞はムリでも、助演女優賞あたりはとれるんじゃないか?

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