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2020年1月18日 (土)

[映] ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

 一昨年のアカデミー賞作品賞にノミネートされた作品。これ、アンビリーバボーだかなんかの番組で、この話を先に見てしまったので、ちょっと感動が薄かったな… ベトナム戦争への米国政府の関与に関する機密文書が漏洩、新聞に載ってしまったことで政府が圧力をかけ… と言う実際にあったストーリーなのだが、当時まだタウンペーパーだったワシントンポストの女性オーナーが主人公。なので原題は"The Post"。これ、ワシントンポストのことを指しているのだろうけど、オーナーであるケイの立場というか、ポストとかけてるのかなと思う。

The-post
 1971年、泥沼化するベトナム戦争。現地を視察したエルズバーグは、政府が隠している事実を公にすべきだと考え、機密文書ペンタゴン・ペーパーズをこっそり持ち出してコピー。ニュヨークタイムズに託す。タイムズは2部構成で、第1部を発行。だが政府の圧力で差止命令が。その直後、ワシントンポストの記者の元に、旧友から連絡があり、大量のペンタゴン・ペーパーズを託される。これを記事にするべきか否か、決断を迫られたオーナーのケイは、投獄を覚悟で発行を決意するが…

 ケイ役にメリル・ストリープ。ワシントンポスト編集主幹のベン・ブラッドリー役にトム・ハンクス。ベンの妻役にサラ・ポールソン。編集局次長で記者の1人バグディキアン役にボブ・オデンカーク(ベター・コール・ソウルのジミー!!)。取締役会長フリッツ・ビープ役にトレイシー・レッツ。取締役アーサー・パーソンズ役にブラッドリー・ウィットフォード(ホワイトハウスのジョッシュ・ライマン)。国防長官マクナマラ役にブルース・グリーンウッド。軍事アナリストでペンタゴン・ペーパーズを盗み出した張本人エルズバーグ役にマシュー・リース(ブラザーズ&シスターズのケヴィン、アメリカンズのフィリップ)。弁護士役でジェシー・プレモンス(ブレイキング・バッドのトッド、FARGOのエドなど)。ニューヨークタイムズの編集局長役にマイケル・スタールバーグ(ボードウォーク・エンパイアのロススタイン)。

 これ、ペンタゴン・ペーパーズを記事にしたワシントンポストの話だけれど、主役はやっぱりケイだと思う。父親の会社ワシントンポストだが、父が後継者として選んだのはケイの夫だった。だが夫は自殺、ケイが後継者となる。70年代、まだ女性に対する風当たりは強い。彼女の実力を信じようとしない男たち。彼女の発言は聞いてもらえない。オーナーなのに。そんな彼女が、ここで重大な決断をする。このことがきっかけで彼女の立場も確固としたものとなり、これまで地方紙でしかなかったワシントンポストも一流紙の仲間入り。

 あくまでもワシントンポストの勇気と英断を描いた作品なので、ペンタゴン・ペーパーズについての詳しい内容はあまり出てこない。なので邦題のペンタゴン・ペーパーズはちょっとズレてる気がするな… ま、この方がインパクトはあるけどね。

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