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2020年2月15日 (土)

[映] 1917 命をかけた伝令

 アカデミー賞作品賞にノミネートされていた作品。本命だと思ったんだけどなー。ゴールデングローブ賞では作品賞を取っている。第一次大戦の西部戦線で、1600人の命のかかった伝令を届ける司令を受けた兵士2人が最前線へと向かう。

1917
 第一次世界大戦まっただ中の1917年。西部戦線ではドイツ軍の後退が航空写真で確認され、追撃に乗り出すことにしたイギリス軍。だがそれはドイツ軍の罠だと気づいた将軍は、最前線の兵士1600人の命を救うため、作戦中止を決める。だが通信手段が途絶えてしまう。現地に兄のいる若い兵士ブレイクと相棒スコフィールドを呼び出し、翌朝までに作戦中止の伝令を届けるよう指示。兄の命を救うため、一刻も早く最前線へと向かうことにしたブレイクは、白昼に異動するのは危険なため夜を待つべきだと引き留めるスコフィールドを振り切って出発。やむなくスコフィールドも後を追うが…

 ブレイク役にディーン・チャールズ・チャップマン(ゲーム・オブ・スローンズのトメン・バラシオン)。スコフィールド役にジョージ・マッケイ。将軍役にコリン・ファース。途中で彼らを助けてくれたスミス大尉役にマーク・ストロング。最前線のマッケンジー大佐役にベネディクト・カンバーバッチ。ブレイクの兄、ブレイク中尉役にリチャード・マッデン(ゲーム・オブ・スローンズのロブ・スターク)。まさかトメン・バラシオンの兄がロブ・スタークとはね(^o^;

 この作品は、サム・メンデス監督が、祖父から聞いた話を元にしているらしい。祖父は、イギリス軍で西部戦線の伝令をしていたとのこと。全編ワンカットのように見えるが、実際は複数の長回しで撮影されたものをつなげているらしい。

 地図に詳しいブレイクは、将軍から呼び出され、軽い仕事だろうと考えて相棒スコフィールドを誘って指示を仰ぎに行く。すると、西部戦線がドイツ軍の罠にはまりそうだと知らされ、それを止めるための伝令を届けるよう指令を受ける。西部戦線には兄がいる。兄の命を救わねば。彼のモチベーションは非常に高い。とにかく今すぐ出発して、一刻も早く現地に届けねば。

 それに対して、スコフィールドはそうでもない。彼は経験豊富で慎重派だ。白昼に危険地帯を徒歩というのは危険すぎる。せめて暗くなるまで待つべきではないか。そう考えて引き留めるが、全く聞く耳持たずのブレイク。彼は若い。引き留めきれず、やむなく出発することにしたスコフィールド。だが最初から怪我をしたり死にかけたりで散々な目にあう。なんでオレを誘ったんだ、他のヤツを誘ってくれれば…

 そんなスコフィールドのモチベーションが変わる瞬間。戦場の混乱、緊迫感が半端なく伝わってくる。これこそ作品賞にふさわしいと思うのだが。

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