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2020年7月12日 (日)

[映] 500ページの夢の束

 Amazon Prime Videoで配信中。スタートレック大好きな自閉症の女性が、脚本コンテストに応募するため、ロサンゼルスまで脚本を届けに行くと言う物語。原題は "Please stand by"。

Please-stand-by
 施設で暮らす自閉症のウェンディは、スタートレックの大ファン。脚本コンテストがあることを知り、コツコツと大作を仕上げる。だが郵送では期限に間に合わないことに気づき、直接届けることに。早朝施設を抜け出したウェンディは、愛犬ピートをお供にロサンゼルスを目指してバスに乗ったのだが…

 ウェンディ役にダコタ・ファニング。施設のソーシャルワーカー、スコッティ役にトニ・コレット。ウェンディの姉オードリー役にアリス・イヴ。チケットカウンターの女性役にローラ・イネス(ERのDr.ウィーバー)。警官役にパットン・オズワルド、ロビン・ワイガード(デッドウッドのカラミティ・ジェーン)。

 ウェンディがスタートレックファンという設定が面白いと思う。なぜスタートレックに惹かれるのか。そのへんに疎いスコッティが息子に尋ねるシーンがある。息子はどうやらトレッキーだ。スタートレックのキャラクター、ミスター・スポックはバルカン人と人間のハーフで感情を表に出さない。バルカン人のそういうところに共感するのではないかと言う息子の分析に驚くスコッティ。

 ウェンディはなぜ脚本コンテストに応募しようと思ったのか。ズバリ賞金。姉一家と暮らしたいウェンディだったが、実家を売りに出さなければならないらしい。そのお金があれば売らずに済み、一緒に暮らせると考えたようだ。一方で、感情を制御できないウェンディに恐怖を感じているオードリー。産まれたばかりの娘に何かするのではないかと言う恐怖。そのため、施設で暮らして欲しいと考えている。

 そんな中で怒った出来事。自閉症ではあるが、成長しているウェンディ。1人でロサンゼルスまでバスで行こうと考え、途中で起こるハプニングにも自分なりの解決法を見出し、前へ進む。そんな彼女の姿に励まされる。

 警官の1人がトレッキーと言うのが笑える。こういうディープなファンがいるんだろうなぁ、やっぱりいいよね、スタートレック。

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