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2020年7月13日 (月)

[ド] プロット・アゲンスト・アメリカ

 スターチャンネルEXで配信中。1940年のアメリカ大統領選で、ルーズベルトではなく、リンドバーグ(大西洋単独無着陸飛行に成功したあのリンドバーグ)が勝っていたら? と言うアナザーストーリー。リンドバーグはドイツ寄りで、第二次世界大戦にアメリカが参戦しないと言う公約を掲げて当選したと言う設定だ。なのでアメリカは参戦していないのだが、リンドバーグがナチ寄り→反ユダヤということで… あるユダヤ人一家を描いた物語。同名小説が原作らしい。

Plot-against-america
 1940年6月。ニュージャージー州ニューアークのユダヤ人街に住むユダヤ人一家。父ハーマンは保険外交員。昇進が近いと考えて隣町への引っ越しを考えるが、すぐ近くにドイツ人街がある上に、住み慣れた街を出ることに不安を感じる妻ベス。そんな中、大統領選に英雄的飛行士リンドバーグが立候補したことでユダヤ人街に不安が広がる。彼は反ユダヤだった… 一方、妻子ある男性と付き合っていたベスの姉エヴリンは、彼が妻と離婚する気がないことにやっと気づいて別れることに。そんな時、年配の独身ラビと知り合い…

 ベス役にゾーイ・カザン。夫ハーマン役にモーガン・スペクター。ベスの姉エヴリン役にウィノナ・ライダー。ハーマンの甥アルヴィン役にアンソニー・ボイル。ラビのベンゲルズドーフ役にジョン・タトゥーロ。モンティ(ハーマンの兄)役にデヴィッド・クラムホルツ(Numb3rsのチャーリー)。

 「高い城の男」もそうだけど、あのとき負けてたら… とか、戦争してなかったら… とか、アメリカ人もやっぱり考えるのだろうか。確かに反ユダヤの大統領が誕生していたら、今のアメリカはずいぶんと違った社会になっているんじゃないかと思う。それだけユダヤ人が力を持った国ということなんだろう。

 「マーベラス・ミセス・メイゼル」もユダヤ人女性の物語で、ユダヤ人社会が出てくるのだが、教養があり、裕福な人たちとして描かれている。毎年避暑地に集まって2ヶ月のバカンスを楽しむエピソードもあった。やはりユダヤ人同士での結婚が望ましいと考えているようで、夏のバカンスも出逢いの場になっている感じだった。そういう人たちのつながりって大きい。

 話は戻ってこちらの世界。反ユダヤの大統領が誕生し、ラビを手懐け、集まっているユダヤ人たちを南部の農村部に移住させてバラバラにしようという政策を始める。でも南部ってKKKとかがいるところである。KKKの標的は黒人だけではなく、ユダヤ人も含まれている。そういう人たちを放置しとく国のトップってどうなのよと思うが、そういうところへユダヤ人を送り込むと言う発想もまた怖い。優秀な人たちが集まると自分たちの立場が危ういと思うんだろうか。

 リミテッドシリーズだそうで全6話。5話まで配信されたので残るはあと1話。果たしてどんな結末が待っているのか…

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