[ド] クイーンズ・ギャンビット
Netflixで配信中のミニシリーズ。1950年代~60年代のアメリカを舞台に、孤児である主人公がチェスの才能を開花させると言うストーリー。クイーンズ・ギャンビットとは、チェスのオープニングの一つらしい。
母親が亡くなり、9歳で孤児となったベス・ハーモンは、孤児院へ。そこで雑用係シャイベルさんからチェスを教わり、その才能を開花させる。10代で子どものいない夫妻に引き取られるが、すぐに夫は家を出てしまい、アルマと二人暮らしに。生活費に困る毎日だったが、チェスの大会で優勝すれば賞金がもらえることを知り、参加費を借りて出場、見事優勝。これに味を占めたアルマとベスは、各地の大会に出場しまくるが…
ベス役にアニャ・テイラー・ジョイ。彼女の目力というか、ほぼ無表情ながら表情ですべてを語る演技がたまらない。雑用係のシェイベルさん役にビル・キャンプ。ベスを引き取った母親アルマ役にマリエル・ヘラー。チェス名人ベニー・ワッツ役にトーマス・ブロディ・サングスター(ゲーム・オブ・スローンズのジョジェン、映画「ノーウェア・ボーイ」でポール役やった人だね、似てないけど)。
9歳で孤児になったベス、どうやら実の母親は心中しようとしたようで、ベスだけ生き残った感じ。そんな辛い経験をしながらも、孤児院でチェスと出会って虜となる。チェスの大会に出ることで才能を開花させ、自信を付けるのだが、同時にドラッグやアルコールの依存症にもなっていく。
チェスのことは全くわからないのだが、チェスの詳しい説明はほとんどなく、試合も、対戦者の表情だったり指し方を見せることで状況を描いているので、わからなくても全く問題無いし、スリリングだ。
全7話のミニシリーズ。一気に見たい気持ちをぐっとこらえ、1話1話大切に観賞中。
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