カテゴリー「映画の感想(2013~2020)」の965件の記事

映画の感想(2013年~2020年)

2020年12月31日 (木)

[映] アップグレード

 Amazon Prime Videoで配信中。近未来の復讐劇だけどなかなか面白かった。

Upgrade
 車の自動運転が当たり前の近未来。妻アシャと車の自動運転で帰宅途中の男グレイは、突然車の制御が効かなくなり、貧困地区に誘導された挙げ句、何者かに襲われ妻を殺されてしまう。自らも重傷を負い、首から下が麻痺状態に。失意のグレイの元に、巨大企業の天才発明家エロンが現れ、自ら開発したAIチップ、ステムを使えば再び動けるようになると提案。グレイはこの治療を受け、自由を取り戻すが、秘密保持契約を結ばされる。だがある日、グレイはステムに話しかけられる。ステムの力を借りて、犯人捜しを始めるグレイだったが…

 グレイ役にローガン・マーシャル・グリーン。エロン役にハリソン・ギルバートソン。コルテス刑事役にベッティ・ガブリエル。

 ハイテクでなんでもやってくれる近未来って、何か落し穴がありそうだなー と思わせる内容。車の自動運転とか、すぐそこまで迫ってきてるもんね。ハッキングされて違う場所に連れて行かれるとか、ありそう。彼らが襲われた状況を見ると、明らかに作為を感じるので想像しながら見ていたのだが、ある程度は思った通り。だが結末はまたショッキングな内容で…

 ちょっとヴェノム的な感じもあって興味深い内容だった。

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2020年12月27日 (日)

[映] ミッドナイト・スカイ

 Netflixオリジナル作品。「世界の終わりの天文台 」と言うSF小説の映画化らしい。ジョージ・クルーニー監督・製作・主演。

The-midnight-sky
 地球環境が壊滅的状態となり、人類滅亡の危機に。人々が安全な場所を求めて移動する中、科学者オーガスティンはただ1人、北極の天文台に残ることに決める。彼は病に冒されており、余命幾ばくも無い状態だったが、宇宙探査ミッションを終えて地球に帰還しようとしている宇宙船を救うべく、連絡を取ろうとしていた…

 オーガスティン役にジョージ・クルーニー。宇宙船の乗員サリー役にフェリシティ・ジョーンズ、カイル・チャンドラー、デミアン・ビチル、デヴィッド・オイェロウォ、ティファニー・ブーン。

 詳しい説明が何もないので想像するしか無いのだが、オーガスティンは腎臓病か何か?で、毎日人工透析をする必要がある身。いつも具合が悪そうだ。そして彼は若い頃、K28と言う木星の衛星に人が居住可能らしいと言うことを発見する。そして地球環境はどんどん悪化、人類の移住計画が立てられ、サリーたちが調査のために数年間かけてK28へ行き、戻ってくるところと言うことらしい。彼らが戻ってくる前に、予想以上に早いスピードで地球環境が悪化、北極にも放射能??が迫ってきて人類滅亡も時間の問題だ。宇宙船が地球に着陸しても乗員は生き残れない。

 この天文台に残っているのはオーガスティン1人のはずだが、なぜか少女がいることに気づく。家族とはぐれてしまったのか? やむなく少女の面倒を見つつ、闘病しながら宇宙船と連絡を取ろうとするが、電波が弱いのか、通信ができない。少し離れた場所にあるもう一つの天文台へ行けば通信が出来るかもしれないと考えて、少女を連れて決死の覚悟で移動。この辺りが見所なのだろうか。

 最後はちょっと不思議なシーンもあるのだが、ううむ… なんとも救いの無い結末で後味が悪い。

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2020年12月20日 (日)

[映] ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌

 Netflixで配信中。J・D・ヴァンスによる回顧録「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」の映画化。ロン・ハワード監督作品。

Hillbilly-elegy
 名門イエール大に通うJDは、学費を工面するために奨学金を得ていたがそれだけでは足りず、バイトも掛け持ち。だが努力の甲斐あって、一流弁護士事務所のインターンの面接にこぎ着ける。そんなとき、故郷の姉から、母が薬物の過剰摂取で入院したからすぐに来て欲しいと言う電話が。迷った末に故郷に戻ることにしたJDは、薬物依存症で苦しむ母の姿に、自らの過去を思い出すのだった… 

 JD役にガブリエル・バッソ。母役にエイミー・アダムス。祖母役にグレン・クロース。

 どこのばーちゃんかと思ったグレン・クロース。依存症で苦しむ母親に代わってJDを立派に育て上げたこのばーちゃん、若くして妊娠して家を出て苦労した人物らしい。最初は甘ちゃんだったJDも勤勉な青年へと成長し、軍隊に入ってから大学に進学したらしい。現在のJDと母親の様子に、過去のシーンが挿入される形で進行していく。アメリカの白人でもこんなに苦労した人はいると言う物語。

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2020年12月19日 (土)

[映] プロム

 Netflixオリジナル作品。インディアナ州の田舎町で、レズビアンの恋人と一緒に高校のプロムに参加しようとしたことで巻き起こった騒動を描いたミュージカル。ライアン・マーフィー監督。

The-prom
 高校生のエマは、レズビアンの恋人と一緒にプロムに参加しようとするが、PTAの圧力でプロムを中止にされてしまう。そのことでプロムに行かれなくなってしまったばかりか、周りの友達からバッシングされてしまうエマ。
 一方、ミュージカル作品が不評ですっかり評判を落としてしまった舞台女優ディ・ディ・アレンは、仲間のバリー、アンジー、トレントらと酒を飲んで慰め合う。なんとか名声を取り戻したいと考えた彼らは、何かの活動をして名を売ることを思いつく。そのとき、エマのことをツイッターで知り、彼女を応援しようと押しかけるが…

 ディ・ディ・アレン役にメリル・ストリープ。バリー役にジェームズ・コーデン。アンジー役にニコール・キッドマン。トレント役にアンドリュー・ラネルズ(ニュー・ノーマルのブライアン)。エマ役にジョー・エレン・ペルマン。校長役にキーガン・マイケル・キー。PTA会長?ミセス・グリーン役にケリー・ワシントン(スキャンダルのオリヴィア・ポープ)。バリーのママ役にトレイシー・ウルマン。

 2時間10分と少々長めだが、楽しく観賞。(ミュージカル苦手なんだが) 豪華キャストだね。ケリー・ワシントンまで歌っていてびっくり(ダンスは苦手そうだったが(^o^;)。インディアナ州ってそんなに保守的なんだ? 自分自身でいるために闘う高校生エマが可愛くもたくましい。そんな彼女に便乗して名を上げようとするナルシストなディディもいい人になっていったり、バリーがママと和解したり… 最後はみんなハッピーと言う、ライアン・マーフィーっぽい造りではあるが、楽しかった。最後はインド映画かと思うような、みんなでダンス(^o^;。こういう楽しい作品があってもいいよね。

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2020年12月15日 (火)

[映] ミュージカル「シー・ラヴズ・ミー」

 WOWOWにて視聴。ブロードウェイのミュージカルを、日本語字幕付きで上映する松竹ブロードウェイシネマと言うのがあるらしい。その一つ、「シー・ラヴズ・ミー」。「ユー・ガット・メール」の原点となったトニー賞受賞作品だそうで、ミュージカル苦手なのだが、気になって見てみることに。

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 香水販売店に勤務するジョージは、見知らぬ女性と文通をしており、彼女に夢中になっていた。そんなある日、店で働きたいと言う女性アマリアがやってくる。他店で販売員の経験があり、やり手のアマリアをなんとなく疎ましく思ってしまったジョージ。文通相手とついに初デートをすることになるが…

 ジョージ役にザッカリー・リーヴァイ(Chuckのチャック)。アマリア役にローラ・ベナンティ。同僚イローナ役にジェーン・クラコウスキー(アリー・マクビールのエレイン)。

 いやー、チャックでお馴染みザッカリー・リーヴァイ、こんなに歌って踊れる役者さんだったとはー! 展開は読めるんだけど、楽しめた。舞台って迫力あるねー

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[映] テリー・ギリアムのドン・キホーテ

 WOWOWにて観賞。テリー・ギリアムのドン・キホーテってずいぶん前にあった気が…? と思ったら、どうやらこの19年の間に9回映画化に挑戦してすべて失敗している曰く付きの作品らしい。それがついに完成ということか。エンドクレジットのあとに、追悼としてジョン・ハートの名が挙がっていて、どういうことかと思ったが、製作途中でドン・キホーテ役に彼の名も出ていたが実現しなかったかららしい。原題は"The Man Who Killed Don Quixote"、ドン・キホーテを殺した男。

The-man-who-killed-don-quixote
 CM監督のトビーは、スペインでドン・キホーテの作品を撮影していたが、行き詰まっていた。企画会議の夕食会で、店に出入りしていたジプシーからあるDVDを購入。それはなんと、自分が卒業記念に撮影したドン・キホーテの映画だった。翌朝、卒業記念の映画を撮影した現場が近くであることに気づき、久しぶりに行ってみると、当時ドン・キホーテを演じた靴職人が自分をドン・キホーテと信じ込んでいる上に、トビーをサンチョ・パンサと思い込み、トビーはドタバタに巻き込まれ…

 トビー役にアダム・ドライバー。ドン・キホーテ役にジョナサン・プライス。トビーの雇い主役にステラン・スカルスガルド。

 いやはや、お疲れ様でした >テリー・ギリアム。ドン・キホーテ役にマイケル・ペイリンと言う時期もあったそうで、それ見たかったなー。ストーリーとしてはかなりドタバタで、なんでドン・キホーテを撮りたかったんだろう?って感じではあるが、苦労したんだと言うことを知ると、無事撮影が完了してよかったね~ この一語に尽きる…

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2020年12月13日 (日)

[映] エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語

 WOWOWにて鑑賞。ある家族の物語を犬目線で描いた作品。だけど、原題は"The Art of Racing in the Rain"。犬目線ではあるが、主人公はエンツォじゃないんだよな… ちょっとこの邦題はズレてると思う。

The-art-of-racing-in-the-rain
 レーサーのデニーに飼われることになった子犬エンツォ。サーキットにもいつも同行し、デニーといつも一緒にいたいと願うエンツォ。ある日、デニーには恋人イブができ、結婚し、娘ゾーイが産まれる。ちょっと嫉妬しながらもイブとも仲良くなり、彼らの娘ゾーイを守るようになるエンツォ。イブの異変にいち早く気づいたエンツォだったが、彼には伝えるすべがなかった…

 デニー役にマイロ・ヴィンティミリア(ヒーローズのピーター・ペトレリ、This is usのジャック)。イブ役にアマンダ・セイフライド(ヴェロニカ・マーズのリリー・ケイン)。イブの両親役にキャシー・ベイカー(ピケットフェンスのジル・ブロック)、マーティン・ドノヴァン。エンツォの声はケヴィン・コスナー。

 いいお話ではあると思うが、よくあるような話だなと思いつつ鑑賞。犬目線というだけで、エンツォが主人公ではないと言うのがちょっと引っかかるのだが、最後のシーンにジーンときた。ただ、エンツォは別にレーサーになりたかったわけじゃないと思うんだよね… デニーが好きで、いつまでも一緒にいたいと思っていただけだと思うの。なのでやっぱりこの邦題の副題はイケてないと思うな。マイロ・ヴィンティミリアのお相手がマンディ・ムーアじゃないのがちょっと不思議な感じ(いまThis is us3観賞中)。

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2020年12月12日 (土)

[映] ウォーデン 消えた死刑囚

 WOWOWにて鑑賞。イランの作品。1950年代のイランを舞台に、刑務所移転作業に追われる刑務所長が、死刑囚が脱走したと言う報告を受け… と言うサスペンス。

The-warden
 1950年代のイラン。空港の敷地を広げるため、近くにある刑務所を移転し取り壊すことに。受刑者たちの移動作業に追われる所長と刑務官たち。受刑者たちの移送も終わり、移転作業も終盤に入った頃、受刑者が1人足りないことが発覚。しかもそれは死刑囚アフマドだとわかり… 所長は昇進を控えており、上に報告をしないでなんとか見つけ出したいと考えるが、見つからず。アフマドは逃亡したのか、はたまた所内に潜伏しているのか?

 所長役にナヴィド・モハマドザデー。社会福祉士カリミ役にパリナズ・イザディアール。アフマドの妻役にセタレ・ペシャニ。

 なかなかの低予算ムービーだと思う。舞台はこの刑務所のみ。登場人物も所長とカリミがほとんど。アフマドに至っては最後まで姿を見せない(^o^;。だが、スリリングだ。アフマドは死刑囚となっているが、無罪を確信しているカリミ。一方、所長は昇進を控えており、なんとしても見つけ出したい。アフマドは逃亡したのか、まだ潜伏しているのか? 最後の最後までわからない。

 イランの映画ってなかなか見る機会ないと思うのだが、50年代のイランって今より女性が自由だった感じ? ちょっと驚いた。

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2020年12月11日 (金)

[映] ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー

 WOWOWにて鑑賞。ブックスマートってなんだろう?と思ったら、「本で詰め込んだだけで実体験を伴わない知識を有する(人)」と言う意味だそう。日本語で言うところの「頭でっかち」さんって感じかな。いい大学に入るために勉強一筋だった高校生仲良しコンビが、卒業前夜に初めてパーティではじけると言う他愛の無いストーリーながら、ちょっとほっこりできる作品。

Booksmart
 幼なじみで親友のエイミーとモリー。生徒会長でもあるモリーは、名門イエール大に入学が決まっている。卒業式前日、トイレで自分のことをガリ勉と悪口を言っているのを偶然聞いてしまったモリー。ガリ勉のおかげでイエール進学を決めたのだとどや顔するが、パーティ三昧で遊んでいた同級生たちもみな名門大学への進学を決めていた。そのことにショックを受けたモリーは、エイミーを強引に誘い、卒業式前日に初めてパーティデビューすることを決意するが…

 エイミー役にケイトリン・ディーヴァー(アンビリーバブルのマリー)。モリー役にビーニー・フェルドスタイン。校長役にジェイソン・サダイキス。エイミーのママ役にリサ・クドロー(フレンズのフィービー)。同級生ジャレッド役にスカイラー・ギゾンド(サンタクラリータ・ダイエットのエリック)。

 ガリ勉でこれまで全く危ない遊びをしなかった真面目なエイミーとモリー。それでもいいと思うけどなー。生徒会の仕事もして、決して楽しくなかったワケではなかったと思う。ただパーティに行かなかったから体験してみたかったのだろう。実際行ってみると、思っていたほど楽しくはないと知る… まぁそんなもんよ。

 でも、その経験で、学校でしか会わない友達の意外な面を知ったりもして… 途中でバービー人形に変身しちゃったり(^o^;、いろいろ楽しいシーンがあって和む。ほっこり系ね。

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2020年12月 6日 (日)

[映] 燃えよスーリヤ!!

 WOWOWにて観賞。20018年インドの作品。生まれつき痛みを感じないと言う障害を持って生まれた青年の物語。

Mard-ko-dard-nahin-hota
 生まれつき痛みを感じない体質の少年スーリヤ。生まれてすぐにひったくりに襲われ母親を亡くす。祖父と父に育てられたスーリヤは、学校ではイジメのターゲットに。そんな彼を助けてくれたのは幼なじみのスプリだった。だが、スーリヤ一家は引っ越しを余儀なくされ、2人は離ればなれに。
 片足の空手マン、マニに憧れ、訓練に励んで成長したスーリヤ。12年後、マニの道場のビラを配っていたスプリと再会したが…

 スーリヤ役にアビマニュ・ダサーニー。スプリ役にラーディカー・マダン。マニ役にグルシャン・デーヴァイヤー。スーリヤの祖父役にマヘーシュ・マーンジュレーカル。スーリヤの父役にジミット・トリヴェーディー。

 インド映画ということでかなり期待したせいもあったのか、盛りだくさんでちょっと疲れてしまった。スーリヤが痛みを感じない体質というところがポイントだと思うのだが、ストーリーにはあまりイカされていなかった気がする。強い男に憧れたスーリヤは、母を襲った犯人を、父が追わなかったことを怒っている。自分はそうなりたくない、闘って守る!とばかりに空手マンのマニのビデオを見て特訓。たくましい青年へと成長する。ここに「痛みを感じない体質」はあまり関係してこない。

 スーリヤと離ればなれになってしまったスプリだが、彼女は偶然にもマニの道場と関わることになる。彼女は強い女性になっていた。彼女との恋や、憧れのマニのために闘うスーリヤは頼もしいが、やっぱり体質は関係してこない。スプリについてのシーンもいろいろ考えさせられる部分はあるが、ちょっとテーマからそれる気もする。

 楽しい造りになっているし、アクションも見所だとは思うが、盛りだくさんすぎてテーマがブレてる気もする。

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