カテゴリー「映画の感想(2013~2020)」の935件の記事

映画の感想(2013年~2020年)

2020年5月16日 (土)

[映] ブラック・クランズマン

 アマゾンプライムで配信中。スパイク・リー監督作品。1970年代のコロラド・スプリングズで、アフリカ系アメリカ人(黒人)初の市警察巡査となったロンが、白人至上主義団体クー・クラックス・クランの地方支部への潜入すると言うストーリー。ロン・ストールワースの自伝を原作にしているそう。

Blackkklansman
 1972年、コロラド・スプリングスで、アフリカ系アメリカ人として初めて警察官に採用されたロン。当初は資料室勤務だったが、潜入捜査官として元ブラック・パンサー党のクワメ・トゥーレ(ストークリー・カーマイケル)の演説会に派遣される。働きが認められ、情報部に配属されたロンは、新聞にクー・クラックス・クラン(KKK)の募集広告を見つけ、電話。白人を装って面会にこぎ着ける。同僚の白人警官フリップを代理として潜入させ、電話対応はロンが担うことに。見事潜入に成功するが…

 ロン役にジョン・デヴィッド・ワシントン。ボーリガード博士役にアレック・ボールドウィン。フリップ役にアダム・ドライヴァー。人種差別する警官役にフレデリック・ウェラー(ザ・プロテクターのマーシャル)。デヴィッド・デューク役にトファー・グレイス(70’sショーのエリック)。クワメ・トゥーレ役にコーリー・ホーキンス(24:レガシーのエリック・カーター)。

 人種差別を描いていてスパイク・リー監督らしい作品だなー。コロラドスプリングスで初めての黒人が警官に採用されたのが72年ってことにかなりの衝撃を受けたが、警察内部にも人種差別があった時代。70年代ってまだそうだったんだ…

 黒人警官がKKKに潜入って、これはコメディなのか?と思ったが、大真面目。ちゃんと潜入は白人にやらせ、自分は電話での対応に特化。発音を使い分けて白人になりきる。相手もロンのことを白人と思い込んで疑わない。最後にネタばらしをするシーンはスカッとする。

 原題は "BlacKkKlansman" と言う表記でちゃんとKKKが入っていて気が利いている。

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2020年5月 6日 (水)

[映] インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~

 WOWOWでちょっと前に録画したものを発掘鑑賞。子どものいない夫婦が孤児院から養子を受け入れることにすると言うコメディ。実話に基づいているとのこと。

Instant-family
 これまで子どもを持つことを考えてこなかったピートとエリー夫妻。妹夫婦が子作りをすると聞いて、自分たちも子どもを持つことを考え始めるが、それには年を取り過ぎていると思い、話合いの結果、孤児院から里子をもらうことに。1人のつもりが、リジー、フアン、リタの3兄弟を引き取ることになってしまう。彼らの世話に四苦八苦の2人、やっと打ち解けることができた矢先、実の母親が刑務所から出所し…

 ピート役にマーク・ウォールバーグ。エリー役にローズ・バーン。リジー役にイザベラ・メルセド。シンガーでもあるらしく、エンディングソングを歌っている。施設の職員?役にオクタヴィア・スペンサー。ピートのママ役でマーゴ・マーティンデイル。ご近所さんの役でジョーン・キューザック。

 現代の日本ではあまりきかないけれど、アメリカでは多いのかなー、里子。養子縁組とは違って、里親の場合はお金が支給されることから、金目当に里子を引き取る人もいるらしい。ピートは、これから子どもを作って育てるには年を取り過ぎているから手っ取り早く育った子を引き取ろうと提案。(半分以上冗談) さっそく調べたエリーは、保護を必要としている子どもたちがたくさんいると言う現実を知ってしまい、同情心から引き取ることを提案。だが土壇場で事の重大さに気づいて怖じ気づく。いったんは諦めるが、親戚への反抗心から再び引き取ることを決意。

 引き取ったものの、なかなか打ち解けずに苦労するとか、やっと慣れてきたところに実の母親が現れて… とかはよく見るシーンで、目新しさはなかったが、一連の流れなのだろう。心に傷を負っている子どもたちを育てるのは大変だと思う。その大変な道をあえて選んだ夫婦は、最終的には素晴らしい家族を手に入れる。コミカルで感動的。

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2020年5月 5日 (火)

[映] スターリンの葬送狂騒曲

 2017年の作品。こちらに引っ越してきたばかりの頃、ミニシアターで上映すると知って見に行こうと思っていたのだが、予定が合わずに断念した作品。WOWOWで放送したので録画したまま埋もれていたのを発掘鑑賞。1953年のソ連でスターリンが急死、慌てふためく周りの様子をコミカルに描いた作品だ。ロシアで上映禁止になったらしい。

The-death-of-stalin
 1953年モスクワ。スターリンと彼の秘密警察が、20年にわたってソ連を恐怖政治で支配していた。そんなある日、側近らと夕食をとったあと、寝室でレコード鑑賞していたスターリンは突然の発作に襲われ倒れる。翌朝、瀕死の状態で倒れているのを発見されるが…

 フルシチョフ役にスティーヴ・ブシェミ。ベリヤ役にサイモン・ラッセル・ビール。マレンコフ役にジェフリー・タンバー(ブルース一家は大暴走のジョージ・ブルース・シニア)。モロトフ役にマイケル・ペイリン。スターリン役に。スターリンの息子役にルパート・フレンド。ジューコフ役にジェイソン・アイザックス。

 いやー、これは面白い!! 粛正リストに重要人物を載せてどんどん抹殺する恐怖政治。リストに載せるか載せないかは側近の気分次第。みんなスターリンの顔色をうかがっている。そんなある日、スターリンが倒れる。まだ死んでいない。さてどうするか。慌てふためく側近。まだ死んでいないので丁重に扱わねばならない。慎重に検討した結果、ドクターを呼ぶことにするが、名医はみんな投獄されているのでろくな医者が残っていない…

 マイケル・ペイリン(モンティ・パイソン)久々だなぁ、いい感じに年を重ねていてうれしい。ジェイソン・アイザックスも出てるし、なかなかの豪華キャスト。フルシチョフがいろいろ策をめぐらせるのだが、ブレジネフに取って代わられるらしい。もしかしてホントにこうだったのかも!?なんてちょっと思ってしまった。

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2020年5月 1日 (金)

[映] タイラー・レイク ー命の奪還ー

 Netflixで配信中。訳ありの傭兵が、誘拐された麻薬王の息子を救出するために命を張る。

Extraction
 息子を亡くして失意の傭兵タイラー・レイク。麻薬王マハジャンの息子オヴィが、敵対する麻薬アシフの組織に誘拐され、その救出を請け負うことに。監禁場所から無事救出したものの、謝礼が払われず、アシフの手中にある警察に追われる。マハジャンには払う金がなく、タイラーが救出したオヴィを奪還しようと手下のサジュを差し向ける。双方から追われることになったタイラーとオヴィは逃走を続けるが…

 タイラー役にクリス・ヘムズワース。オヴィ役にルドラクシャ・ジェイスワル。傭兵のリーダー、ニック役にゴルシフテ・ファラハニ。サジュ役にランディープ・フーダー。

 タイラーは幼い息子を亡くして妻とも離婚?したのか自暴自棄になっていて、あえて危険な任務に飛び込む。自殺願望。このあたりリーサル・ウェポンのリッグスに重なる。オヴィの救出自体はあっさり成功するのだが、そのあとあちこちから追われて逃亡劇が始まる。ほぼそれだけの物語。アクションとしては見応えあり、暇つぶしにはいいか。

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2020年4月26日 (日)

[映] ジュラシック・ワールド/炎の王国

 ジュラシックパークシリーズの5作目になるらしい。ジュラシック・ワールドの続編。最初のジュラシックパークは確かにすごいと思ったけど、もういいと思うよ…

Fallen-kingdom
 ジュラシックワールド事件から3年後。パーク崩壊後もでは恐竜たちが生存していた。だが、島北部のシボ山で火山噴火が起き、恐竜たちが存亡の危機に。恐竜保護を目的とした団体を設立したクレアは、ロックウッド財団の支援をとりつけ、恐竜たちを救出するために立ち上がる。元恐竜監視員のオーウェンを雇い、島へ向かうが…

 オーウェン役にクリス・プラット(エバーウッドのブライト)。クレア役にブライス・ダラス・ハワード。イアン・マルコム役にジェフ・ゴールドブラム。遺伝子学者ヘンリー・ウー役にB.D.ウォン。兵器密売人役にトビー・ジョーンズ。ロックウッド役にジェームズ・クロムウェル。ロックウッド家の家政婦役にジェラルディン・チャップリン。

 恐竜たちを本当に救いたい人たちと、金儲けに利用したい人たち。そして恐竜たちは街に放たれた… って感じだろうか。まだ続きできるのかなぁ。

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2020年4月25日 (土)

[映] アガサ・クリスティー ねじれた家

 外出自粛なので自宅で溜まった録画を消化。WOWOWで放送した作品。

Crooked-house
 大富豪レオニデスが急死した。孫娘ソフィアは、かつて恋愛関係にあった私立探偵チャールズに調査を依頼。レオニデスの豪邸には、彼の前妻の姉イーディス、長男一家、次男夫妻と使用人が暮らしているが、みんなクセのある人物で…

 チャールズ役にマックス・アイアンズ(ジェレミー・アイアンズの息子なのね)。ソフィア役にステファニー・マーティーニ。イーディス役にグレン・クロース。タヴァナー警部役にテレンス・スタンプ。長男役にジュリアン・サンズ。その妻役にジリアン・アンダーソン(スカリー!)。レオニデスの後妻役にクリスティナ・ヘンドリクス(Mad Menのジョーン)。

 なんか先日見た「ナイブズ・アウト」に似てるなーなんて思って見ていたけれど、ちょっと残念な展開だったなぁ。まぁ犯人が意外な人物ってのはわかるけど…(^o^;

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2020年4月18日 (土)

[映] ビリーブ 未来への大逆転

 WOWOWで放送。実話に基づいた作品とのことで、1970年代に男女平等裁判に挑んだ女性弁護士の物語。

On-the-basis-of-sex
 1956年、ハーバード・ロースクールに入学した数少ない女性ルース・ベイダー・ギンズバーグ。年上で先にこの大学のロースクールで学んでいた夫マーティンに続いて入学したルースだったが、直後にマーティンがガンを発症。夫の看病と育児、夫の分の授業を受けるなど過酷な生活を持ち前のガッツで乗り切ったルース。
 2年後、マーティンのガンが寛解し、ニューヨークの法律事務所で働くことに。夫を支えるため、コロンビア大学で単位を取得、その単位でハーバードの学位を得ようと交渉するが却下されてしまい、コロンビア大学に移籍することに。その後、主席で卒業するが、どこの法律事務所でも雇ってもらえず。やむなく、ラトガース大学で学生に講義をする道を選ぶ。
 1970年、マーティンが持ち込んできた案件に興味を持ったルース。それは、働きながら母親を介護するために介護士を雇うことにしたモリッツという男性が、独身であることを理由に所得控除を受けられないと言うもの。これは男性の性差別だと考えたルースは、訴訟を起こし、性差別を是正する第一歩にしたいと考えるが…

 ルース役にフェリシティ・ジョーンズ。マーティン役にアーミー・ハマー。ルースの旧友でアメリカ自由人権協会(ACLU)のメンバー、メル役にジャスティン・セロー(The leftoversのケヴィン)。ベテラン女性弁護士役にキャシー・ベイツ。ロースクールの学長役にサム・ウォーターストン(The Newsroomのチャーリー、ゴッドレスの保安官)。最後に本物のルース・ベイダー・ギンズバーグ本人がちょっとだけ出演。最高裁判事まで務めた人らしい。

 すごいなー、こういう人がいたから今のアメリカがあるんだろう。アメリカって意外と保守的で、女性は家庭を守るもの的考えが長く女性を束縛していたとのこと。なるほどね、「ハンドメイズ・テイル」の思想って、あながち突飛ではないのだろう。夫を支えつつ自らの信念も曲げずに闘う姿はなんとも頼もしいし、そんな妻を支える夫マーティンも素晴らしい。ルースさん、87歳でご存命らしい。

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[映] スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

 スパイダーマン何作あるんだよって感じだが、全部含めると7作目になるらしい。再リブート版(トム・ホランド主演作)としては、2作目。今度は高校の研究旅行でヨーロッパを回っている最中の騒動。

Far-from-home
 夏休みの2週間、研究旅行に参加することになったピーターは、MJへ思いを告げる計画を立てる。そんな最中にフューリーから電話が入るが軽くスルー。そのままヴェネチアに到着するが、巨大な水の怪物が街を襲う。するとそこへ空飛ぶスーパーヒーローが現れ、怪物と戦い始め、ピーターもちょっとだけ協力。その夜、フューリーから招集されたピーターは、そのヒーローと対面、彼が異世界の地球からやってきたベックと言う男であることを知る。フューリーから、スタークから託されたと言うメガネ型人工知能イーディスを渡されたピーター。さらに次はプラハに現れるらしい怪物を倒すため、共に闘って欲しいと言われるが、旅行を続けたいピーターは断る。だがフューリーの策略で、旅行先をプラハに変更されてしまう…

 ピーター役にトム・ホランド、フューリー役にサミュエル・L・ジャクソン。ベック役にジェイク・ギレンホール。メイおばさん役にマリサ・トメイ。スタークの元運転手ハッピー役にジョン・ファヴロー。

 なかなか凝ったストーリー。ベックの正体は早々に見抜いた(なんたってジェイク・ギレンホールだもんね、ただのヒーローじゃないよね)が、冒頭のシーンは軽くスルーしてたー。なんじゃそりゃー

 指パッチンで復活した人たちって… これでまた続編見たくなっちゃうね…

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2020年4月 5日 (日)

[映] バイス

 去年のアカデミー賞で、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した作品。ノミネートはたくさんされてたんだけどね… ブッシュ大統領の時に副大統領を務めたディック・チェイニーの伝記映画なのだが、彼の役をクリスチャン・ベールがやったと言うことでとても話題になった。確かに、似ても似つかないのに…

Vice
 エール大に合格しながらも、酒癖が悪く退学になり、電気工として働いていたディック・チェイニー。婚約者のリンに、このまま飲んだくれていたら別れると迫られ、一念発起。連邦議会のインターンとして下院議員ラムズフェルトの元で働くことに。政治について学んだ彼は、次第に頭角を現し、企業の要職などに就いた後、立候補をすることになったジョージ・W・ブッシュから副大統領を打診される。お飾りだった副大統領というポストに、権力を持たせるよう約束させ、大統領となったブッシュを巧みに操って権力を握る…

 チェイニー役にクリスチャン・ベール。妻リン役にエイミー・アダムス。ラムズフェルド役にスティーヴ・カレル。ブッシュ役にサム・ロックウェル。チェイニーの次女メアリー役にアリソン・ピル(ニュースルームのマギー、ピカードのジュラティ博士ほか)。国防副長官ウォルフォウィッツ役にエディ・マルサン(レイ・ドノヴァンのテリー)。チェイニー副大統領の首席補佐官リビー役にジャスティン・カーク(Jack&Jillのバート、Weedsのアンディなど)。コンドリーザ・ライス役にリサ・ゲイ・ハミルトン(ザ・プラクティスのレベッカ)。語り部のカート役にジェシー・プレモンス(ブレイキング・バッドのトッド、Fargo2のエド)。

 かなり長いのでなかなか見る気力が出なかったのだが、実に興味深かった。まさに2001年の同時多発テロの時、ブッシュ政権で副大統領をしていたチェイニー。若い頃はアルコールでかなり失敗をやらかしていたらしい。だが当時から付き合っていた恋人リンが彼を立ち直らせ、お尻をたたいてあそこまで上り詰める手助けをしたらしい。彼女なくしてはいまのチェイニー氏はいなかっただろう。

 学業にはあまり向かなかったようだが、政治には長けていたらしい。一時は政界から身を引いていたが、ブッシュから副大統領候補の打診を受け、ちょっと考えて引き受けることに。副大統領は完全にお飾りというか、大統領に何かあった時のバックアップでしかないので、ほぼ出番はないと馬鹿にしていた座。だが、ブッシュを巧みに操り、権限が副大統領のもとに集まるように仕向ける。ブッシュ政権を影で操っていたのは彼だったのか。

 それにしても、実在の人物にそっくりなメイクアップでびっくり。クリスチャンベール、相当太ったのだろうけど、それでも全然似ていない彼をそっくりにしたメイクアップは、受賞にふさわしいね。




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2020年4月 4日 (土)

[映] ポリス・ストーリー/REBORN

 ジャッキーって未だに若々しいなぁ。もうすぐ66歳って信じられないや… ジャッキーのアクションが見られるという以外は、全く見所のない作品だけど、一応見ておく。

Bleeding-steel
 国際捜査官リンは、白血病で危篤の幼い娘を病院に残したまま、遺伝子学者ジェームズ博士の警護の任務へ。だが博士の実験体で強力な力を身につけた男アンドレとその仲間たちが、博士を狙って襲撃… 13年後、この事件を元にした小説「ブリーディング・スティール」が出版され、小説の元データを盗み出したハッカーのリスンは、事件の鍵を握る女子大生ナンシーをつけ回すが…

 リン役にジャッキー・チェン。リスン役にショウ・ルオ。ナンシー役にオーヤン・ナナ。

 うーん、ストーリーはとってつけたような内容で、かなり意味不明。リンは13年前の事件で死んだように思わせて、実は潜伏していると言う設定なのだが、屋台の店員さん、あきらかにジャッキーだし。実験で人体を一部機械に置き換える?とかで怪我した兵士を実験台にしたらしく、それがアンドレ? 最強の兵士になったのに、細菌にやられて無菌室を出られないって、最強じゃないじゃん… でその実験にナンシーもからんでいることがわかり… 

 まぁ、アクションありきの作品なのでしょうがないか。何が面白かったって、最後のNGシーンが一番面白かったよ。

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